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公立中高一貫校ってどんなところ?【第6回】選抜方法の流れ~試験当日・合格発表編~試験当日適性検査受験勉強が過熱するとの理由で、教科の試験は行ってはならないことになっています。適性検査という呼び方にもそれは表れています。 身の回りの事象や社会問題等を題材にして、自分で考えて、文章・図等で表現する問題が中心で、総合的な学力・問題解決能力を試すことに主眼が置かれています。単に知識を詰め込んでいれば点数を取れる問題はほとんど出題されません。検査I・検査IIというように、タイプの違う問題を2~3種類実施します。ほとんどの学校で作文が独立し、他の分野で1種類か、文系・理系で分けて2種類の実施となっています。検査時間は45~60分が中心で、作文は少し長めに時間を取っている学校が多くなっています。 作文上記適性検査の中に組み込んでいる学校が多いのですが、一部適性検査とは別に作文を単独で実施している学校もあります。 面接東京都以外、すべての府県で実施しています(東京都の場合は実施したいが、受検人数が多すぎて対応しきれないものと想像します。ただ、帰国枠・特別枠では東京都も面接を実施しています)。各府県とも、配点は高くありませんが、ボーダーライン付近の選考や、あまりにもマイナス点がつくと合否に影響が出ることが考えられます。
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【第5回】選抜方法の流れ~出願編~ | 【第7回】適性検査問題の類型 |