公立中受験をお考えの方必見! !公立中高一貫校を徹底分析

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公立中高一貫校ってどんなところ?

【第2回】公立中高一貫校 3つの形態 併設型

現在全国で設置されている公立中高一貫校は「6年間の学校生活の中で計画的・継続的な教育課程を展開することにより、生徒の個性や創造性を伸ばす」ことを目的にしていますが、それには3つの実施形態があります。これは、公立一貫校の導入が正式に決まった当初から示されていたものです。中等教育学校型、併設型、連携型といわれる3つのタイプです。併設型についてその特徴を整理してみましょう。

併設型

「高校入試選抜を行わずに、同一の設置者による中学校と高等学校を接続するもの」とされます。現在ある高校をベースにして、同じ敷地内に中学校と高校が設置されることから「併設型」と言われます。

中学校は「中高一貫コース」の教育課程が組まれていますが、中等教育学校と同様「特色ある教育課程を編成する」ことができるように「基準の特例」が設けられています。中学入学時には「適性検査・面接」などの「選抜試験」が実施されますが、高校には「無試験で進学」できます。中等教育学校との違いは、募集定員は削減されますが、外部からの高校募集が行われる点です。従って、このタイプの学校では高校入試は継続して実施されます。

【第1回】中等教育学校型について 【第3回】連携型について
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