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公立中高一貫校ってどんなところ?【第3回】公立中高一貫校 3つの形態 連携型現在全国で設置されている公立中高一貫校は「6年間の学校生活の中で計画的・継続的な教育課程を展開することにより、生徒の個性や創造性を伸ばす」ことを目的にしていますが、それには3つの実施形態があります。これは、公立一貫校の導入が正式に決まった当初から示されていたものです。中等教育学校型、併設型、連携型といわれる3つのタイプです。連携型についてその特徴を整理してみましょう。 連携型公立中学校と公立高等学校が「教育課程の編成や教員・生徒間交流等の面で連携を深める形」(出前授業、部活の交流など)とされています。中高の「教育の一貫性に配慮した教育」を実施するために、中学校と高校が「協議」して [1]「両者が連携してそれぞれの教育課程を実施すること」 [2]中高一貫教育の特色として「中学校の段階で選択教科をより幅広く導入できること」などの教育課程の「基準の特例」を設けています。 中学入学時には「適性検査・面接」などの「選抜試験」が実施されません。通学区域がこれまでの公立中学校と同じために、対象者は少数ですが、原則希望者は「全員入学」できます。高校進学時には、連携中学校の生徒について「調査書及び学力検査の成績以外の資料」で選抜されます。このタイプの学校では外部からの高校募集は継続して実施されます。
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