本校の国語と算数では、1年生から週1時間、「国語応用」「算数応用」と称して、児童の活動をより多く取り入れた授業を行っています。
「国語応用」では、言葉の大切さを学ぶ授業を進めています。
低学年のテーマ | 「楽しい日本語」 劇遊びで子ども達がその役になりきって言葉を発したり、手紙などの形式を通して日常生活のことを簡単な文章で書けるようにしたりしています。 |
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中学年のテーマ | 「豊かな日本語」 書くことの土台となる語彙を増やすために辞典を活用したり、調べたことを文章にし、さらにそれを声に出して発表したりすることを行っています。 |
高学年のテーマ | 「美しい日本語」 有名な詩や百人一首など教師が選んだよい文章を暗唱したり、客観的な文章が書ける練習をしたりします。 |
「算数応用」では、ゲームやパズル、具体物の操作など体験的な活動を通して、子ども達の数学的な考え方を育てる授業を進めています。例えば次のような課題です。
[図 形] | 正方形をいくつかのパーツに切り分けたものを使って、物や動物など元の正方形とは違う形を作ります。大きさの違ういくつかの三角形や平行四辺形などを創造的に組み合わせることで、図形感覚を身につけることができます。 |
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[数と計算] | 財布の中に235円入っています。さて、何円玉が何枚入っているでしょうか。」と問いかけられたとき、どのようにお考えになりますか。 友達の発表を聞くと、答えが1つではないことに気づきます。他の答えを楽しみながら考えることによって、自然に思考力を高めることができます。 |
教科書や問題集を活用して取り組む学習とともに、このような発展的な活動を多く取り入れる学習を通して、子ども達がよりいきいきと授業に取り組むことができるようになります。