『質実穏健』を建学の精神に、日本橋女学館は100余年の歴史を刻み続けています。
その長い歴史の中で培ってきた伝統的な女子教育を現在も継承しつつ、変わりゆく時代に求められる教育を実現するため、本校独自の様々な教育活動を行っています。
日々の授業を教員自身が厳しく見直し、継続的に改善することに加え、『ナイトスタディ』や長期休暇中の講習など、授業以外でも多くの学習時間を設けています。
『ナイトスタディ』は高校生を対象に行われる講習で、放課後~19:00まで行われています。授業で学んだ基礎知識をさらに発展・定着させるこの講習には、多くの生徒が集まります。
また夏休みなどの長期休暇中には、中学・高校ともに特別講習を実施。
普段の授業で学んだ内容を、演習を通してしっかりと定着させていきます。
そのような学習面の徹底した取り組みに加え、社会において自分がどうありたいか・どうあるべきかを考えさせる教育についても充実を図っています。
その中核となるのが、本校オリジナルのキャリア教育プログラム『にほんばし学』です。
人との対話の仕方や、物事を論理的に考える方法などを学び、それを「日本橋区長への街づくり提言」や「企業との商品開発」などの活動で実践していきます。
プログラムの締めくくりとして、そこで学んだ知識や積み上げた経験をもとに自らの将来について真剣に考えます。
これらの取り組みを近年新たに始めた結果、既に実績も出始めています。
2011年度の大学入試では、茨城大学の理学部を始め、東京理科大学、明治大学、中央大学、学習院大学、法政大学などの難関大学へ合格者を輩出することができました。
在学中の生徒たちも、先輩に続けとばかりに大いに士気を鼓舞されています。
学力を貪欲に高めながら、社会の中の自分を客観的に意識し続ける。それが現在の日本橋女学館で行われている教育です。ぜひ一度ご来校いただき、本校の教育活動をご覧ください。