「課題の多い日本ですが、わたしたちの世代でどうにかします。将来のよりよい日本をつくっていくような仕事に携われるひとりになりたいと思っています」
これは、今春、東京大学理科I類に進学した卒業生の合格発表直後のコメントです。
十文字は、まだ社会で活躍する女性が少なかった時代から、「自立した女性、社会に貢献する女性」を育成してきましたが、劇的に変化するこれからの社会で求められる資質である、「もう一歩前に踏み出す力」・「最後まで考え抜く力」・「チームで働く力の育成」に尽力しております。
こうした卒業生の声はわたしたちの誇りです。
学力面では、平常授業の他に、補習や講習、勉強合宿を通じて本校の教員が徹底的に生徒の指導にあたっており、ご入学いただいたどのクラスの生徒にも、夢や希望を決してあきらめずに、自分の可能性にチャレンジする姿勢を持ってもらい、すべての生徒のより一層の学力向上を目指してきました。
その結果、東京大学・東京芸術大学をはじめとした国公立、慶應義塾大学・早稲田大学をはじめとした難関私大に多くの合格者を輩出しております。
最難関国立・最難関私立現役進学を目指す「ス-パー選抜クラス」(中入生)、「スーパー特選クラス」(高入生)への期待がますます高まっています。(ともに1期生は現在高2)
情操面では、常にオープンな人間関係を保つために、校舎内には広々とした吹き抜けがあり、廊下もゆったりとした空間で、教室の窓は素通しガラスで開放感に満ち溢れています。
最新の情報発信源として、毎年3,000冊程度蔵書が増えている図書館は向上心に溢れた生徒たちの力強い味方です。
また、文武両道で部活動も盛んに行われ、サッカー部や吹奏楽部、マンドリン部、バトン部などは全国レベルで活躍しています。
明るくはつらつとした十文字生は、今後もさらに大きく羽ばたいてくれることでしょう。