日本大学明誠高等学校の生徒は90%が東京・神奈川から通学しています。というのも、本校がある山梨県上野原市は、山梨といっても県境東端にあり、東京・神奈川からアクセスが良い立地だからです。特に多摩地区からの通学しやすい学校です。「八王子」から学校の最寄り駅、「上野原」までは24分。「八王子」から「三鷹」までと同じくらいの時間です。山梨県というと通学範囲外と判断される方もいらっしゃるでしょうが、通勤・通学ラッシュの混雑を避けて通学しやすいので、通学の安心感、時間の有効利用という面からもメリットがあります。8時40分始業ですので、多くの生徒が通う八王子近辺からだと、7時過ぎに家を出ても間に合い、ゆとりを持って登校できます。
日本大学はあらゆる学問領域にわたる14学部を有する総合大学で、国内外で活躍する優れた人材を多彩な分野に輩出しています。日大の正付属高校である明誠高校では、卒業生の約60%が日大へ進学しています。本校では、推薦入学制度を生かして日大進学を目指す「普通コース」のほかに、難関大学への進学も視野に入れた高い学力を養成する「特別進学コース」があり、それぞれの希望に応じた学習指導、細やかな進路指導で、将来の可能性や選択肢を大きく広げます(2011年、大学進学率81%という高い実績を上げています)。
本校は部活動がたいへん盛んで、特に運動部は県大会で上位、全国大会レベルで活躍する部も数多くあります。広いグランド、多目的コート、体育館といった施設も充実しており、部活動に打ち込める環境です。日大付属高校という安心感に加え、毎日の授業で基礎学力を確実に身につけるカリキュラム、個人の可能性を引き出せるよう補習や合宿セミナーなど、学習面でのバックアップ体制も整っていますので、高校生活にとって大切な部活動や学校行事を思い切り楽しみながら、大学進学に関してもじっくり取り組んでいけます。
緑の山々に囲まれ、天気が良い日は富士山も見える美しい風景。空気が澄み、小鳥のさえずりが聞こえる豊かな自然の中にある日本大学明誠高校には、都会の学校とは一線を画した、清々しく落ち着いた環境があります。また、生徒が幅広い知識を養い、心豊かに学校生活を送れるよう充実した教育環境を整えています。生徒の希望図書を積極的に取りそろえ、パソコンを完備した図書室をはじめ、視聴覚室、物理教室、美術教室、音楽教室、家庭科調理室、パソコン(CAI)教室なども充実。進路相談室には進学に関する資料もそろえ、生徒一人ひとりのニーズに応えるようにしています。
生徒が英語力を向上させ、異文化を体験し、視野を広げることができるよう、様々な機会を設けています。2年生では全員が参加する4泊6日のオーストラリアへの修学旅行があり、ホテルスティや班別の自主研修を行うほか、1~3年生の希望者を対象とし、ニュージーランドのオークランド郊外の町で語学研修を目的としたホームスティ体験(夏休みの18日間)があります。また、日本大学が学術交流協定を結ぶイギリスのケンブリッジ大学での語学研修プログラムには、1~3年の中から選抜された生徒が参加しています。