「課題の多い日本ですが、わたしたちの世代でどうにかします。将来のよりよい日本をつくっていくような仕事に携われるひとりになりたいと思っています」
これは、今春、東京大学理科Ⅰ類に進学した卒業生の合格発表直後のコメントです。
十文字では、劇的に変化するこれからの社会で求められる資質である、「もう一歩前に踏み出す力」・「最後まで考え抜く力」・「チームで働く力」の育成に尽力しており、生涯を通して前向きに生きる姿勢を養っています。
自分の人生に生き甲斐を持ち、同時に少しでも社会に貢献できる「奉仕の心」を忘れずに、他人の心の痛みや苦しみを理解できる人間性を培っています。
また、授業の中で展開されるプレゼンテーションを通して、自分の意見をまとめ、人にわかりやすく伝えようと努力することで、論理的思考力や表現力が身につき、同時に人の意見に耳を傾ける素地が養われます。
さらに、多彩な部活動や行事を通して、皆で協力して物事にあたる姿勢が身につきます。
この能力は毎日直面する問題に、よりよい答えを導くのに役立ち、自信のある決断ができるようになります。
十文字の卒業生は、学園で鍛えたこの能力を十二分に発揮して、自らの夢を実現し、同時に社会にも貢献しているのです。
明るくはつらつとした十文字生は、今後もさらに大きく羽ばたいてくれることでしょう。