本学園は明治40年に設立された私立電機学校を母体とし創立100年以上の歴史があります。
現在の東京電機大学は技術立国日本を支える科学技術者の育成を目的に昭和24年にスタートしました。初代学長には丹羽保次郎が就任。丹羽は東京帝大を卒業の後、逓信省電機試験所、日本電気(株)を経て本学初代学長に就任しました。
彼はFAXの生みの親として10大発明家にも数えられ、今日の情報化社会の基礎を作り上げた人物として、昭和34年には文化勲章も受賞しています。
彼の「技術は人なり」の名言は、「技術者である前に社会の一員として、人として、常に成長しなければならない」という意図が込められており、系列である中学校・高等学校の校訓「人間らしく生きる」にも、その教育の原点が受け継がれています。
すでに卒業して社会で活躍する東京電機大学の
OB、OGは延べ20万人を超え、産業界からも高い評価を得ており、この不況下においても「就職に強い大学」として2年連続して志願者が増加しています。
2012年4月には同大学の基幹学部である未来科学部と工学部が北千住駅前の「東京千住キャンパス」に全面移転、最先端技術の粋を集めた省CO2エコキャンパスが完成するため、さらに志願者増が見込まれています。
系列である中学校・高等学校では一定の成績基準を満たしていれば同大学への推薦制度を利用することができ、系列大学へ進学する生徒は2~3割ほどいます。
残りの7~8割の生徒は他大学に受験進学しており、卒業生数に対する合格総数比率では、その約5割が、国公立大学・早慶上理ICU・GMARCHに現役合格しており、進学先の学部・学科も多岐にわたっています。
本校で学ぶことは「将来を見据えた多方面への進学が選択できる」ことを意味しています。