横須賀学院では、授業だけでなく、問題演習を多くこなすことが、学習の定着につながり、学習への自信を深めると考え、放課後学習に力を入れてきましたが、新チャペル建設に伴い、学習センターを新設しました。それを機に専属のスタッフが1名常駐し、青山学院大生を始めとした、大学生のティーチング・アシスタントも平均2名が参加するようになり、ますます強力に放課後学習を推し進めています。
この放課後学習では、クラブがない生徒は午後4時から5時半まで、クラブ活動のある生徒は午後5時半から7時まで取り組むことができます。
43席ある学習センターも、試験前になるとほぼ満員になります。
まず入室すると、バーコードでチェック。
入退室時間は、保護者へメールで連絡されます。そしてあらかじめ登録した学習計画にしたがって、PCが自動的に出題するプリントをどんどん解いていきます。ここで大切にしているのは「教え合う」こと。あちこちでその声が聞こえてきます。大学生のアシスタントも大活躍しています。
1人で悶々として学習に取り組むのではなく、気軽に質問できる学習センターで、分からないところをなくし、残りのプリントは自宅で取り組みます。自律的な学習習慣が、この放課後学習の中で身についていくのです。なおここで取り組んだプリントの枚数は、定期試験や実力試験の結果と共に、各家庭に郵送されます。
ここでは定期試験の学習だけでなく、英検対策ができる「英検CAT」も導入しており、リスニング問題などにも取り組むことができます。
これ以外に、B.L.T.(Basic Learning Time)という指名制補習が、英語・数学・国語で週1回あります。どうしても差が出てしまいがちな科目に関しては、早めのケアが大切であり、7時間目を使って学習を支援しています。また有料ですが、外部機関と提携した「スクールeステーション」にも取り組むことができます。