公立中受験をお考えの方必見! !公立中高一貫校を徹底分析

公立中高一貫校トップ > 公立中高一貫校ってどんなところ? > 【第9回】面接について

公立中高一貫校ってどんなところ?

【第9回】面接について

形式

東京都以外のすべての府県で実施されています。個人面接、または集団面接が行われますが、学校によって形式はまちまちです。保護者同伴の面接が行われることはありません。時間は、個人面接は1人5分~10分程度、集団面接は5人程度で20~30分という学校が多いようです。

質問内容

まず必ず聞かれるのは、「志望の動機」と「中学校生活に期待していること」についてです。特に将来のこと等、進路についての目標を明確にしておく必要があります。そして、性格(長所・短所)や生活習慣、好きな教科・嫌いな教科等について聞かれ、受検生の個性を見ようとする場合、また、報告書の「総合学習」の内容や、「特別活動」・「学校生活」について聞かれる場合も多いです。小学校で勉強以外で頑張れたことを、きちんと話せるように用意しておく必要があります。グループ面接では、受検生同士の討論等をさせることはありません。1人1人順番に聞いていく場合がほとんどなので、きちんと話を聞いていれば大丈夫でしょう。前の人が自分が言おうとしたことと同じことを言ってしまっても、あせる必要はありません。同じことをきちんと話せばいいだけです。

いずれにしても、自分を飾って見せようとせずに、自然体の自分を出せばいいのです。普段から、敬語や入室の立ち振る舞いについては意識して練習しておいた方がいいでしょう。面接で一番重要なことは、それぞれの中学校の特色を理解した上で、「どうしてもこの学校で6年間勉強したい!」という思いを具体的にアピールすることです。面接で合否が大きく左右されることはありませんが、少なくとも周りの受検生と比べて、マイナス点をもらってしまうことは避けなくてはなりません。

次回は4/6に【第10回】報告書についてを公開いたします。

【第8回】作文の出題 【第10回】報告書について
「公立中高一貫校 合格ハンドブック」をプレゼント