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公立中高一貫校ってどんなところ?

【第7回】適性検査問題の類型

算数型

算数と言っても、私立中の入試問題とは一線を画しています(最近はだいぶ私立中に近い出題も見られるようになりましたが…)。 試行の中で規則性を自分で見つけるもの、最適のものを探し出すもの、紙を切ったり折ったりするもの等、パターンの暗記では対応できないものが多いのが特徴です。

国語型

漢字の成り立ち、正しい言葉(敬語等)の使い方、発言の真意を理解する問題、物語・文章を創作する問題等が多く出題されています。漫画・挿絵の内容を想像する問題もよく見られます。

理科型

実験・観察・調査の方法に関する問題、環境問題に対する考察や自分が取り組めること等、身の回りの現象を科学的な視点からとらえられるかどうかを問う問題がほとんどです。グローバルな考え方を要求される場合が多いのも特徴です。

社会型

資料の読み取り問題が圧倒的に多くなっています。特に、人口動向や、世界の国々との関係等、現在社会問題で取り上げられていることを題材としたものが多くなっています。世界の人々とのコミュニケーションを意識した問題(会話文)も多く、国際感覚を身につけさせたいという意図が見えます。

課外活動企画立案型

学級会の議長としての運営の流れや、ボランティア活動の内容、ルールを理解し適用する問題等、多岐に渡ります。自分の経験をもとに考えられることが一番ですが、出題パターンは決まっているので、事前の対策によって克服できる場合が多いのです。

次回は3/9に【第8回】作文の出題を公開いたします。

【第6回】選抜方法の流れ~試験当日・合格発表編~ 【第8回】作文の出題
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