「英語のシャワーで世界のトップリートを育てる」をキャッチフレーズに開校して6年。英語の授業とイマージョン授業(音楽・図工・体育をできる限り英語で実施)で、児童の英語力を確実に伸ばしています。
1期生は5年時にイギリス研修、6年時にはアメリカ研修と2年続けての海外研修旅行を修了、今年度は2期生がイギリス研修を修了しました。いずれの研修も英語力だけでなく、児童を全人的に成長させました。
海外研修に至るまでに1年生から宿泊研修を積み重ね、3年で日光、4年で知床と、徐々に長く遠い研修を積み重ね、自立を促しています。
イギリス研修は16日間にわたり十数カ国の非英語圏からの参加者と寮生活を送りつつ英語研修を受けるもので、身に付けた英語が通じた時の喜びと力が足りなかった時の悔しさを体験し、そのことが次の学習への意欲を育て、ホームステイなどを通じてアメリカ文化を積極的に吸収する姿勢につながりました。英語を介して世界とつながった自分を実感し、国際性の獲得に一歩踏み出したと言えます。
知識をいかに多く身につけるかが重要な時代は終わりました。インターネットという知の塊が手を伸ばせば届くところにあります。大切なのは課題を発見し、問題解決のための知識を選択する力と、その知識を活用し自らの頭脳で考え、行動に移す力です。知識の蓄積偏重から選択・活用、考える力の養成に重点を移すべき時代を迎えているのです。
本校では教育の情報化による充実した設備を活用して、このような教育を積極的に進めてきました。低学年での体験授業の観察・記録から、5~6年にかけて挑戦する「卒業研究発表」(課題を設定する⇒調べる⇒考える⇒まとめる⇒パワーポイントを使って発表する)の完成まで小学校の実践は続き、中学校でさらに発展させていきます。
文理小学校は児童が生きていく未来に真に必要な力を養うため、変わることのない基礎学力と共に、次の時代を見据えた教育を常に進めています。
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http://pr.inter-edu.com/090529/