学校特集2010　第5回　自慢のイベント紹介特集【カリタス小学校】

【カリタス小学校】

カリタス小学校の外国語に関する行事・イベントを紹介します

■カリタス小学校の外国語教育

　本校では、経営母体の修道会がカナダのフランス語圏にあるため仏語教育を行っています。
ただ仏語そのものを学習するというよりは、欧米の言語や文化に楽しんで触れ、学ぶことをねらいとしています。
女子は仏語、外部中学に進学する男子は英語を学習していますが、様々な機会を見つけて、男女合同で仏語や英語に接するイベントを行い、外国語を「道具」として使う場面を設定しています。
仏語だけ、英語だけ、と狭く考えるのではなく、複数の言語にふれる教育が、考え方に幅を持たせる力になると考えます。

■「外国語屋台村」

　６年生恒例の「外国語屋台村」では、男女6人のグループを作り、15のブースを周ってゲームを楽しみます。
その際使う言語は、ブースによって英語か仏語だけ。それぞれのブースには教員がつき「先生クイズ・電子版ミッケ・好きなものビンゴ・クリスマス神経衰弱」などのゲームを行います。
ブースには、同じ学園の短大や中高の教員もお手伝いとして参加します。また各クラス担任もブースに入りますが、このときばかりは、日本語を一切使わず、外国語でのやりとりをすすめます。

■フランス人留学生「一日入学」

　フランスの工科大学で日本語を学ぶ学生たちが、本校を訪問し、５年生の子ども達と一日授業に参加します。
子どもたちは、知っている限りの英語・仏語の単語を並べ、コミュニケーションをはかろうと必死です。フランス人学生も習ったばかりの日本語で会話を試みます。

■フランス語フェスティバル

昨年、カリタス中・高等学校で複数の学校が参加するフランス語フェスティバルが開かれました。
そこに本校の小学生３年生男女も特別ゲストとして参加し、英仏語で劇を発表しました。舞台では、先生役を高校生が演じたり、高校生と一緒にドレミの歌を歌ったり、上智大学のロベルジュ名誉教授が飛び入りで参加してくださったり、と大いに盛り上がりました。