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学校特集2010 第1回 春一番!校長、わが校の魅力を語る!
自由の森学園中学校・高等学校

春一番!校長、わが校の魅力を語る!

学校特集2010 第1回
校長特集

自由の森学園中学校・高等学校

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自由の森学園は、およそ中学生200人、高校生500人が通う、埼玉県飯能市の学校です。 競争原理、つまり点数によって競争することで学習の動機をつくり出すのではなく、教科がもともともっている世界を眺める視点を持ったり、深く考えていくことで、「学ぶ」ことそのものを楽しみながら、自分の価値観をふくらませていく場所です。

自由の森学園自由の森学園自由の森学園

学校は創立以来25年目を迎えました。私自身は学校ができて2年目に高校に入学。その後、まぁいろいろとあって、ふたたび自由の森学園で、授業をするものとして関わるようになりました。2000年からは、中高3つのクラスの担任を、それぞれ3年間ずつしてきました。たった3年間で著しく変化・成長を遂げていくことを間近で見ることが出来るという時間は、学校の姿を想像していく上でとても大切な経験となります。 そして2009年の4月から、中学校の校長をしています。 校長としての最初の仕事は、入学式で新入生に向かって話をすることでした。次のようなことを話しました。

入学試験でやった「算数」の授業で、彼らが書いた感想文の中に、「最初に間違ってもいいと言ってもらえて、気が楽になった」というものがありました。
あのとき、たくさんの意見や考えを出してほしくて「間違ってもいいからね~」と確かに授業の冒頭で言いました。みんなをしばっているものはいったい何なんだろう?

      間違えてもいい

自由の森学園

ということに安心感を持てるということは、もしかするとその人自身に縛られている何かが、だんだんとほぐれていくことなのかもしれない。みんながこれから過ごしていく自由の森学園という場は、自分に絡みついた「ひも」を自分自身の手で ほどいていく場所です。
ちょっと先の将来から自分を眺めたとき、「あのときかもしれない」という振り返ったり戻ったりできる原風景や原体験、そして情緒をつくり出していく場として、自由の森学園での時間を一緒につくっていきたいと考えています。 ぜひ一度、学校に来てみてください。

自由の森学園中学校 校長 中 野  裕