齋藤 大輔(東海大学進学)
「継続は力なり」を、卒業にあたって後輩のみなさんに贈ります。
3年間一度も遅刻・欠席・早退なしの皆勤で卒業できたことが大きな自信です。僕は視力にハンディがあるので、高校生活はいろいろな点で制約がありますが、それに負けないために、「皆勤をつらぬく」と誓って入学しました。
大学に進学して組み込みソフトウェア工学という分野を勉強します。自動車、携帯電話など、あらゆる機器にコンピュータが組み込まれていますが、自分の設計したソフトで自動車を動かすのが夢です。続けることが夢に近づく道だと信じています。ハンディがあるからといって、はじめからあきらめていては、何の結果もえられません。まず勇気を持って始めること。そして、続けること。
八重樫 佳織(東海大学進学)
「Never, never give up」を、後輩のみなさんに贈ります。
吹奏楽がいつも私の高校生活の中心でした。毎日授業が終わると、音楽室にダッシュ。パート練習や合奏など、全国大会出場を目指して、何ヶ月も練習に取り組むのです。 高校コンクールで19年連続金賞を続けて
いる菅生高校吹奏楽部はレベルが高く、うまく吹けなくてやめたいと思ったことが何度もあります。でも、そのたびに「Never, never give up, Kaori!」と心の中で呼びかけて、自分を励ましてきました。この言葉は、吹奏楽部のモットーでもあります。そして、3年の秋、とうとう全日本吹奏楽コンクールに出場。あこがれの普門館ホールで演奏することができたのです。あの時の自由曲「木星」は今、私のいちばん好きな曲です。
島崎 暁生(立教大学進学)
「勝機は耐えてこそ生まれる」を後輩に贈ります。僕が菅生高校に入学したのは、テニスで「リベンジ」するためです。中3の時に、あとひとつの壁を超えられなくて、関東大会に出場できなかったことが本当にくやしくて、高校では関東大会以上を目指すと決めていました。
菅生高校のテニス部は、東京で無敗を誇ってきただけに、練習と勉強を両立させるのが大変でしたが、充実感いっぱいの3年間になりました。
高校生活一番の思い出は、3年夏のインターハイ準々決勝です。ここで僕が負けたらチームは敗退という土壇場で、相手のマッチポイントを3度しのいで逆転勝ちしたことです。そしてベスト4に進出し、創部以来初の全国3位になりました。
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