2008年に完成した新校舎には、5つの理科実験室と3つのCALL教室、大きな書道室などがあります。
CALLとは、Computer Assisted Language Learning の略で、コンピューターを利用した言語(英語)学習を意味します。中学1年から高校1年までは毎週1時間、このCALL教室でリスニングの授業があります。
ソフトテレコ、ムービーテレコという2つのCALL用のソフトウェアーを利用して、ディクテーション(書き取り)やシャドウィング(聞こえてくる音声を何も見ずに同時読みする)などのリスニング力をつける授業を行っています。
音声教材は、自分のUSBに保存して自宅のパソコンでも聞けるようになっているので、家庭でも学習を継続できます。その成果として、英検の合格者やきれいな発音をする生徒が多いです。
高校2、3年生では選択オーラルコミュニケーションの授業で、4年間で培ってきたコミュニケーションの基礎力を、CALLを使って総合的に運用させることで受験だけでなく実践的にも使える能力に仕上げます。
具体的には、インターネットを利用して生の英語サイトをリスニング教材として使ったり、外国のメディアサイトから関心のあるニュースを選んで自分の英語でまとめ、それをプレゼン用ソフトでCALL教室のスクリーンを使って英語で発表します。
もちろん、大学受験用やTOEIC、英検対策のリスニング教材もCALLサーバーに入っているので、放課後の自主勉強にも活用できます。
大妻多摩には、CALL教室以外にも、顕微鏡で見える物を大型スクリーンに映し出せる理科実験室や、音響効果を考えドラム缶型に造られ、大きな姿見の鏡が正面壁に組み込まれた CROWN HALL 体育室、ピューロランドのある隣駅多摩センターの美しい夜景を見下す大きなオープンテラスを持つカフェテリアなどもあります。
しかし、何よりも美しい木立と広大な敷地の中に立てられたキャンパス全体が、私学ならではの魅力的な施設と言えます。ぜひ本校においで下さい。