本校では、生徒一人ひとりが、日常的に四季の変化を感じることができる恵まれた教育環境の中で、明るく楽しく元気に学校生活を送っています。クラブ活動で培った気力、体力に伴って学力も大いに向上を果たし、ここ数年で国公立、難関私立大学ともに合格者数の伸びが顕著になっています。
国公立大学では、東大1名、一橋1名、東工大7名、東外大2名がすべて現役合格であ り、北海道5名、東北1名、大阪2名、九州2名の合格も出ています。また、医学部合格 も筑波、富山、高知、香川に1名ずつありました。今春のトータルでは、充実した学 校生活の上で設定した「無理のない学校目標値」である国公立50名を大幅にこえる76 名(うち現役生55名)となっています。
早慶上智においてもグラフのとおり、学校目標値の100名を優に上回る155名となって
おり、うち現役生の割合は75%になっています。MARCHにおいても、合格総数が20年
203名、21年217名、22年270名と上昇しており、特に明治大学119名の合格が際立って
います。
高校では時期ごとにモチベーションを高める進路指導を心がけております。高1「大学キャンパス見学」、高2「大学出張講義」、高3「大学入試説明会」を中心とするさまざまな進路学習への参加を全生徒に課していて、こちらの継続的な指導の成果も着実に出てきています。
最後に、神奈川県でも強豪と言われる本校剣道部員二人のエピソードを紹介します。一人は県大会上位入賞を果たす実力者でしたが、厳しい練習の合間を見つけて
学校説明会に出かけたり、工場見学などのキャリア教育で知識を広め、推薦入試を勝ち取りました。もう一人は2年生後半から朝補習に積極的に参加をし、入試直前まで学校で質問を繰り返し、見事歯学部に合格しました。卒業式後に、二人そろって職員室に挨拶に来た姿はまさに「カマガク」生の理想です。