「孝道」を創立の精神の冒頭に掲げる本校では、これからの社会で役立つリーダーの育成をめざして、日々の教育活動を行っています。
2007年に高等学校の改革に着手し、翌2008年からは中学校の改革を始めました。改革の基本理念としたのは、「人間教育の充実」と「学力の向上」を実現していくことです。
「人間教育」としては、挨拶・服装・ルール・マナーをしっかりとしていくという凡事徹底、つまりあたりまえのことをあたりまえにできるという事から始め、環境教育を通じて他者への思いやりやまごころを育んでいきます。
さらに年齢に応じたプログラムやシステムに基づいたキャリア教育に取り組んでいます。
将来、社会に貢献し活躍していくための設計図を自ら創造できるように、
職業人インタビュー・職業人に学ぶ・1Day College・高大連携講座等のプログラムを通じて、具体的な将来像を描き、自分も社会の役に立てるんだという意識を育んでいきます。
自分の進む道を見定めるとともに、その実現のためには確かな「学力」を身に着けていく必要があります。
「学力の向上」の実現に向けて一貫選抜コースと発展コースの二つのコース制を導入しました。中高一貫という利点を生かして効率よく学習を進めて、より高い進路目標に到達することを目指した「一貫選抜コース」。
基礎基本の学力をしっかりと深めていき、高等学校からは「選抜特進コース」「特進コース」に分かれて進路目標に向けて加速していく「発展コース」。
どちらも裡に秘めた可能性を最大限に引き出していくことを目指しているコースです。
また、友達や仲間と協力することから得られる連帯感や達成感を体験する貴重な場としてクラブ活動を行うことは中高時代には大切なことだと考えています。また、クラブ活動を通じて協調性や自主性、自律の精神を養っていくことができます。中高時代を雲雀丘で過ごして、ひとまわりもふたまわりも大きくなってゆく“自分”を体感しませんか。