時代に流されることなく、社会のため、世界のために貢献できる人材を育てていきたい―。
駒沢学園女子中学校・高等学校は、「正念・行学一如」の曹洞宗・道元禅師の教えを礎に、文武両道で才能豊かな女性の育成を目指し日々邁進しています。
建学精神の「正念・行学一如」は、道元禅師の教えによるものです。
「正念」とは、坐禅のこと。
座禅によって本来の自分を確立することをいいます。生きることと学ぶことを一致させることが「行学一如」の考えです。
学習に励むだけでなく、いろいろな活動にも意欲的になってほしい。人には優しく、苦しくても信念を貫いてほしい。
そのような人格の育成を目指しています。
高い理想を目指して今を全力で生きよう―。
教育目標を語るうえで欠かせないのが「美」「善」「真」「聖」の四文字です。
クラス名にもなっているこの言葉は、同校初代校長である山上曹源先生が提唱されました。
美は「美的生活」。
平和な家庭を作ることのできる、明朗清楚な女性を養成するために、道元禅師の綿密な実行主義を体得させること。
善は「善的生活」。
誠実勤勉な女性を養成するために、道徳の供養につとめること。
真は「真的生活」。
学問本来の目的はなんであるかを体得させ、広く果てしない真理の探求に努力すること。
聖は「聖的生活」。
人類最高最上の目的である平和な理想の世界を作るため、人間生まれながらもっている仏性の発揮に精進すること。
校歌にもうたわれている4つの言葉、精神は現在も受け継いでいます。
豊かな緑に囲まれた丘に広がるキャンパス。
生徒の皆さんが快適なスクールライフが送れるよう、学習環境を整えています。
2009年に全面リニューアルされたばかりの中学校・高等学校の校舎があるほか、昨年、全国制覇を果たした硬式野球部など運動部が練習に汗を流すグラウンド、そして、池のほとりにあり、生徒たちの憩いの場になっているカフェテリア。
各自1台ずつ使えるように配慮されたコンピュータ室、図書館にある自習コーナー。
自然に囲まれた中、のびのびと学園生活が送れることでしょう。
中学3年間では、生きる力を育むために「知識・技能」「学ぶための力」「キャリア開発力・関係性構築力」を柱にしたカリキュラムを構成しています。
「知識・技能」の習得に関しては、「感じる」「習う」「じっくり考える」「試す・やってみる」ことを繰り返し学習するスタイル(FLTT型)を採用。
テキスト学習、演習・レポート、グループ活動・発表のバランスを工夫しながら、視聴覚教材・設備を活用しています。
「学ぶための力」を身につけるために、仏教・総合芸術科目をはじめ、数学パズルや論理ゲームを展開する「数楽」の時間、メディアリテラシーを身につける授業などオリジナリティに富んだ授業を用意。
「Komajoタイム」と呼ばれる時間では、キャリア学習などを通して「キャリア開発力・関係性構築力」を育成します。
高校では、中学校で掲げた教育の柱をもとに、2つのコースを設定しています。
専攻別難関大学の合格や学問の基礎となる総合リテラシーの育成を目標とした「Sコース」、自分の特性に合った進路選択で志望校の合格を目指す「Aコース」を選択。
高大連携プログラムによる「大学入門」講座も開講しています。
進路選択を明確にするための授業も用意しています。
学園の雰囲気を知るためにぜひ説明会に足を運んでみてください。
説明を聞くだけではなく、「体感」できる説明会を用意しています。
ご希望の方には、校内の案内もします。
7月30日(土)午前9時からは、オープンキャンパスを開催。授業やクラブ体験、ランチもあります。
事前予約は必要ございません。
実際の授業をご見学していただくことも可能です。
中学授業の見学会は、9月17日(土)午前9時30分から開かれます。
FLTT型の授業を見学できるほか、入試情報、校内案内、個別相談なども行います。
実際に授業を体験したい方は、10月8日(土)午後1時30分から開かれる授業体験会があります。
新聞記事を読んで、質問に答えながら感想を短くまとめていく「NIE(教育に新聞を)」の授業を体験することができます。「NIE」は、読解力・理解力・文章力を高めるのに効果的とされています。
高校では、9月17日(土)午後1時30分からキャンパス内の充実した施設を見学できます。
大学のオープンキャンパスも同時開催していますので、駒女ライフを肌で感じることができます。
そのほかにも各種見学会、説明会を開催しているので詳細につきましては学園のホームページをご参照ください。