桐蔭学園は、豊かな自然が残る多摩丘陵の西端にあって、約40万平方メートルの敷地に、幼稚部・小学部から大学院までを擁する総合学園です。
その核となる中学・高校には、大規模校ならではの長所がいくつかありますが、なかでも「男女併学」というシステムはとりわけユニークです。高校2年までは生活・学習エリアが男女別。各々の長所を伸ばす独自の教育が行われ、高3になると「進学棟」に移り、男女一緒に、互いに切磋琢磨しながら志望大学を目ざします。
子どもたちは潜在的に無限の力を秘めています。教育とは、その表にあらわれない力を引き出すために、子どもたちにさまざまな努力をさせることだと考えます。したがって、私たちは、「能力とは努力の成果」とする教育理念のもと、どんな子どもでも努力すれば必ず伸びるということを信じて疑いません。
「知性・感性・社会性」のあらゆる能力を、「育て、伸ばし、鍛える」教育を行っているのが桐蔭学園です。
学力(知性)を向上させるための学習システムとして、「能力別授業」と「到達度教育」があります。生徒それぞれの、そのときの学力に見合った授業を行う能力別授業、さらに、学力を確実に定着させるため、理解が得られるまで繰り返し指導する到達度教育、この2つは表裏一体で、創立以来一貫した教育法です。
また、さかんな部活動をはじめ、日常のボランティア活動、さらに学園祭、ウインターキャンプ、学園体育祭、スポーツ競技会などさまざまな行事を通じて、感性(創造力)や社会性(行動力)が育まれるのです。