学校特集2010　第30回　特別な教育を行う小学校特集
西武学園文理小学校

西武学園文理小学校

「プレゼンテーション」を実践する過程で養う大きな力

新指導要領が来年度から全面実施されます。
今回の指導要領のポイントは、基礎的、基本的な知識および技能を修得させるにとどまらず、知識、技能を活用して課題を解決するために必要な能力、すなわち、思考力　判断力　表現力 その他の能力をはぐくむとともに、主体的に学習に取り組む態度を養うことを明確に打ち出したことです。
また、児童の言語活動の充実にも言及しています。

このような内容が加えられた理由は、これらの力がこれからの社会のリーダーに必要な能力であり、小学校の段階からそのスキルを訓練する必要があるからです。

本校では開校以来、これらの能力を養成する教育を実践してきました。
低学年では、観察記録、行事を振り返る感想文など、各教科で書くことと発表の機会を多く取り入れ、さらに情報の授業でワード、エクセル、パブリッシャーやパワーポイント等のソフトを使い言語活動の実践、表現力の養成を行っています。

また、毎年実施される宿泊研修が自立と協調の意識を育み、主体的に学習に取り組む態度を養成するのに大きく貢献しています。

高学年では５・６年生の２年間を通じて行う「卒業研究」がこれらを総合する学習になります。
「卒業研究」は自ら課題を設定しその課題について研究、発表する学習ですが、完成までに主体的かつ持続的に学習に取り組む態度を育み、発表までの活動の中で、思考力、判断力、表現力を磨いていきます。

文理小学校は英語教育も含めて、新指導要領の先を行く教育を、開校以来実践しています。

◆卒業研究発表の動画：http://www.ojuken.jp/report/bunri/index2.html
◆英語教育について：http://pr.inter-edu.com/090529/