日本女子大学の一貫教育は、創立者成瀬仁蔵の提唱した三綱領「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」によって、幼稚園から大学までが結ばれ、知育、徳育、体育のバランスのとれた全人教育を目指しています。
豊明小学校では、この三綱領を基本に、以下の三つの児童像を目標としています。
また、創立以来積み重ねてきた「実物教育」の考えや「自学自動」の精神を引き継ぎ、大切にしています。これらは様々な学習や生活の場面で具体的な活動を通して実践され、こうした中で豊かな人間性を育みます。
入学した1年生は、6年生に手を引かれての歓迎遠足で、豊明家族の一員となったことを実感します。また、写生会、運動会、全校遠足、書き初め大会、音楽会などの行事を通して、上級生から下級生へと、伝統の中で培ってきた豊かな心を伝え、引き継いでいきます。
全学年で取り組む「日記」には日々の学校生活や心の成長が刻まれ、大切な思い出のアルバムとなっていきます。
2006年(平成18年)に創立百周年を迎えた豊明小学校は、これを記念して取り組んだ様々な行事を終えて、次の百年に向かって新たな一歩を歩み始めました。
校歌の一節にある「世にさきがけしまなびや」をめざし、児童を中心に教師と保護者が心を一つにし、一生懸命努力を重ねています。