本校は1912年に開校し,明治大学が設置する唯一の付属校として今日に至っています。2008年,調布市への移転と同時に男女共学となりました。
本校は,あいさつや身だしなみなど,基本的なマナーや生活習慣を大切にしています。校風は「質実剛健」。内面を磨き,飾り気のない,地に足のついた学校生活を送ることを目標にしています。
中学では,宿題・小テスト等によって学習量を確保し,基礎力を育成します。また,英語と数学は,放課後に毎週1回ずつ補習講座を設けているほか,夏期補習も行っています。
高校では,2年まではほとんどの科目を必修としています。3年になると,志望にあわせて文系・理系に分かれ,さらに選択科目を設けています。
本校では,「探求型学習」を重視しています。3年では「卒業研究」があり,少人数のゼミ形式で,考察力,表現力を養います。
また,明大の教員が授業を担当する「高大連携講座」,明大の授業を受講し,大学の単位として認められる「プレカレッジプログラム」など,明治大学と連携した多くの実践的教育を行っています。
資格取得にも熱心で,英検は中学卒業までに準2級,高校卒業までに2級取得を目指しています。
クラブ活動は活発で,ほとんどの生徒が所属しています。
本校には39のクラブがあり,なかでも,マンドリン部,スキー部,中学野球部,硬式テニス部などは,近年全国大会・関東大会へ出場しています。
蔵書約5万冊の図書館をはじめ,全面人工芝のグラウンド,2つの体育館など,充実した施設がそろっています。
そのほか,食堂・カフェテリアなどのゆとりある空間が学校生活を豊かにしています。
明治大学へは,高校3年間の成績と人物評価によって推薦資格が得られ,毎年90%以上の生徒が推薦されています。
昨年度は205名が明治大学に,8名が他の大学に進学しました。
国公立大学へは,明治大学の推薦資格を保持したまま受験することができます。