郁文館の文化祭である郁秋祭は単なるお祭り騒ぎではなく、生徒たちが日ごろから積み重ねた努力の成果を発表する場でもあります。学年ごとに様々な発表を予定しています。
中学1年はクラス対抗の合唱大会を行います。共学校となった郁文館中学の1期生である1年生が、新しい校歌等を合唱します。男子と女子声がどんなハーモニーを聴かせてくれるか、大変楽しみです。
中学2年は渡邉理事長の著書「無人島ウィー」を劇にして演じます。物語を構成するいくつかの場面をクラスごとに分担し、それぞれに工夫をこらし、本番に向けて練習しています。
中学3年は毎年恒例の卒業論文の展示を行います。中学での夢教育三年間の集大成として、中学3年次に全員が卒業論文を作成。卒業論文のテーマは、「自分の夢」です。論文の枚数は原稿用紙50枚以上であり、執筆は決して簡単なものではありません。彼らの苦労の結晶である論文を、ぜひ郁秋祭の会場でご覧ください。
共学1期生の高校1年はディベート大会を行います。今年のディベートのテーマは「沖縄の在日米軍基地の必要性について」です。必要論と不要論で討論を行った後、今度は各チームが立場を入れ替えて改めてディベートを行います。予選を勝ち残ったチーム同士の戦いとなるので、激論となることは間違いありません。
高校2年は本校独自の教育プログラムである「起業体験プログラム」を行います。このプログラムは模擬店を株式会社の形で運営するもので、高校2年生とグローバル1年生が中心となりますが、有志団体もこのプログラムに参加します。擬似的ではありますが「株式会社」の設立、経営を通じて株式会社を取り巻く社会の仕組みを学びます。
この他に各クラブの発表もあり、郁文館の文化祭は内容盛りだくさんです。受験生を対象にした入試相談コーナーも設けています。
郁秋祭は10月2日(土)、3日(日)の2日間、予約なしでご来校いただけます。