ご兄弟とも、小学3年生のときから宮本算数教室に通われていたそうですね。きっかけはなんですか?
圭太郎さん:友達に誘われました。パズルが楽しくて、「続けたい」と自分から母に言った覚えがあります。
玲さん:僕も、パズルがすごくおもしろくて、それにハマって通い始めました。
先生がなにも教えてくれないというのは、本当なんですか?
圭太郎さん 玲さん:はい。
先生が教えてくれないのに、難しい問題にどうやって取り組んでいたんですか?
玲さん:解きたくなる問題なんです。すぐには解けないから、「なんとか解きたい!」って。
圭太郎さん:教室では、問題が解けても時間がくるまでは先に進んじゃいけないんです。だから、答えに自信がなければまだ考えられるし、別の解法で確かめる時間が持てるんですね。そうすると、解き方のバリエーションが増えていくんです。
難しすぎて手に負えないということはないんですか?
圭太郎さん:もちろんありました。毎回、最後の何問かは全然手に負えませんでした(笑)
玲さん:宮本算数教室の問題がこれだけ解けたんだから、入試問題もきっと大丈夫という自信につながりましたね。
圭太郎さん:あと、「問題に全力を尽くして解く」という姿勢が身につくので、難しい入試問題にも全力が尽くせるんです。
なるほど。学力だけでなく、入試に臨む姿勢やパワーが養われたということですね。
ご家庭ではどのような学習をされていたのですか?
圭太郎さん:家でも宮本算数教室の教材を使ってました。でも、ただ「やる」のではなく、教室と同じように目の前の一問に集中することを心がけて。『賢くなる算数』も答えが出てもどんどん次に進まないで、いろいろな解法で確かめて「絶対に合ってる」と思えるまでやってから答え合わせをするといいと思います。
でも、難しすぎてぜんぜん解けないときはどうしたらいいんですか?
圭太郎さん:宮本先生の問題ってうまくできているんです。たとえば規則性を見つける問題なら、「わからなかったら根性で順に書き出してみる」というアプローチができる。僕は今、小学生の家庭教師をやっているんですが、そういう「根性で解く」ことをやらない子が多い。知っていることならすらすら解けるけど、知らないとそこでお手上げ。根性で答えを探すことで理解が深まるのに……。『賢くなる算数』には自信をポイントで示す欄が設けてあるので、ここをうまく活用するといいんじゃないでしょうか。
なるほど。でも、「週にたったこれだけの問題で本当に力がつくのか」という意見もありそうですが…?
玲さん:量をやれば学力がつくというのは間違いではないでしょうか。先生の問題一問一問には、たくさんの要素が詰まっています。その問題をしっかり解き切ることで、頭の使い方が身につくんですよ。そうすると、入試の問題に対しても「わからないときにどうすればいいか」がわかるようになってくるんです。
圭太郎さん:僕の場合は、パズルから入ったのが大きかったですね。その延長線上で算数の問題にスムーズに取り組むことが出来ました。
玲さん:そうそう。パズルのおかげで、じっくり頭を使うことが楽しいと思えましたね。
圭太郎さん:『賢くなる算数』にもパズルが入っているようなので、頭を使う癖をつけて、それが楽しいと思ってもらうといいと思います。
取材協力・資料提供:Gakken
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