受かる子どもの日常生活とは？中学受験！伸びる子チェック

掲載期間　2007年1月24日～2月26日

「中学受験って、勉強ができる子だけがやるものでしょ？」という親御さんのお話は、よく耳にすることがあります。でも、「受かった」子どもたちを思い返してみると、必ずしも最初から「できる子」だったわけではありません。中学受験を通して様々な試練を乗り越えて逞しく成長した、そんな軌跡が様々な面でみてとれます。

中学受験学習を始めたら、意外や意外。何気ない生活の一面からも、子どもが変わっていく様子がわかります。中学受験を通して「伸びる子」の日常生活をチェックしてみましょう。

: 四当五落、という受験用語は今はむかし。深夜に及ぶだらだら長時間学習やテスト前詰め込み学習は、注意力や気力もなくなり効率が悪いばかりか、何より子どもたちの健全な成長を妨げる要因にさえなります。キチンと生活のリズムを整える、学習計画を立てられるようにすること、これも中学受験で学ぶことのひとつです。

: 一見、勉強とは関係ないご家庭での食事風景。せっかくの団欒の場でも、親子の会話は、ついつい単語の応酬になることも。受験指導は、知識偏重と捉えられがちですが、語彙や言い回しを学ぶことで子どもたちの世界は表現力となって広がります。コミュニケーション力が豊かになる、親子の絆も深まる、これも中学受験の副産物のひとつです。

: 受験をすると友達関係がギスギスしてしまう、というのも考え方ひとつで変わります。たとえば同じ志望校を目指す友だちは、お互いが協力しあえる無二の味方。一緒に頑張れる友だちをひとりでいいからつくることが、実は受験においてもとても大事なことなのです。そんな友だちとともに第一志望校に合格したいと思える中学受験、それならいいと思いませんか？

: 勉強に関係ないけど、ずっと続けている習い事がある、やめなくてはダメかしら？時間を忘れて熱中できること、好きなことや得意なことは、極力続けさせる、これは受験勉強と天秤にかけてもよいことです。集中することを知っている子どもは、受験において土壇場になって大きな力を発揮しますし、褒められる機会がたくさんある、というのも子どもが「伸びる」大切な要素だからです。

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9歳から12歳は人間の成長にとって最も重要な時期。中学受験学習を通してお子さまが健全にたくましく成長していただけるよう、CG啓明館では一人ひとりをていねいに見つめることのできるシステムと、成長過程を大切にした段階的な指導体系を整えています。

: 1クラス25人定員なので、授業中に全員のノートも確認できる目の行き届いた指導を行っています。また、お子さまの学習全般のサポートには、個人担任と授業担当講師が連携して取り組んでいます。

: 講師を始め、全スタッフが子どもの社会的、知能的、身体的発達、教室運営などを学ぶ研修プログラムの受講を修了。お子さまが安心・安全に通塾できる仕組みと研修体制を整備しています。

「忘れ物ゼロ」・「うがい手洗い」・「早起き」など、お子さまの生活力向上に役立つキャンペーンを実施、受験指導を生活面からサポートしています。よき相談相手として、講師と連携しながらお子さま一人ひとりの成長を温かく見守っています。

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: 僕のスランプは６年の１１月頃にありました。あまり得意ではない国語が伸びてきたのと反対に、得意だった算数でいい点数を取ることができなくなり悩み始めました。そして先生に呼ばれ、勉強のやり方を検討してみると、宿題の丁寧さが足りないからだと分かりました。原因が分かっても、なかなか克服する気持ちになれず、成績も悪くなるばかりでした。そこで、また先生に呼ばれ授業の後やテストの日に先生が補習をしてくれることになりました。内容は基本問題から応用問題、それに過去問の中の良い問題などでした。補習をやっているうちにだんだん問題が解けるようになり、算数も楽しくなってきました。テストの点数もよくなり、算数を克服することができました。そして入試のときには算数が最高潮に達し、見事第一志望に合格することができました。補習をしてくれた先生をはじめ合格まで僕を支え続けてくれた先生方、どうもありがとうございました。

: ２月３日はチャレンジ校２校の同時発表でした。親は二手に分かれてその時を待ちます。神社の初詣のように遅々として掲示板には近づけず、遠くからぼやける字に目をこらすと見覚えのある番号が。「あったかもしれない」合格の瞬間でした。程なくもう一方の知らせが入り、「あったよ」周囲の音がしばらく聞こえなくなりました。遡ること半年前の６年２学期の初め。サクセス特訓の「栄光コース」なるものを自ら選択した息子の決意は大変強いものでした。親はそんな息子や塾の熱心さに突き動かされてきた半年間でした。特訓は志望校選択講座として是非、お勧めしたいと思います。そこで出会った同じ目標を持つ仲間からの刺激や、ノウハウの蓄積された教材は、受験を超えた知の財産となり得るものです。つらいスランプもありましたが、子供が書いているとおり、信頼する先生やスタッフの方々全てから細やかで温かいフォローをいただきました。２月１日の受験校を決めるにあたり、親としては確実な合格を欲しいという気持ちとの狭間で悩みました。結局、最後のCG判定模試の結果も安定していたこともあり、この指標を信頼して麻布にチャレンジし、確かな手ごたえがあったようです。連日の疲れも見せず、楽しむ余裕さえ見せる息子の強さを半年前は想像することもできませんでした。親が思っている以上の力を息子から引き出してくださり本当にありがとうございました。