掲載期間 2006年6月5日〜2006年9月15日 |
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学年全体の英語の成績を高めることに成功している「英語経験者クラス」。
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峰田 将学校長インタビュー |
峰田 将学校長インタビュー |
現在も昔も、帰国子女の生徒が学校に「溶け込む」ことは難しいこととされています。それにはいろいろな要因があります。生徒がまだ異文化を受け入れる理解がまだ不十分であることや、学校側が帰国生に対しての対応が不十分であることが挙げられます。そのような環境で帰国生がストレスなく学校生活を送ることは容易いことではありません。 私自身も小学校6年時にカナダから帰国しており、公立の小学校に転入し、その後、中学校に入学しました。その中でたくさん文化の「壁」を感じました。考え方、行動、発言の違いに最初は苦労しました。その対策として英語を話せることを隠すという手段を選ばざるをえませんでした。 現在、中学1年C組に何名かの帰国生がおりますが、彼らも様々な経験をしてきました。しかし、聖学院中学校に入学して彼らはとてもいきいきと生活をしています。中学1年C組では当初から帰国生が溶け込めるような工夫を行ってきました。英語を使ってのHRや、帰国生に対して、授業外でも英語で話しかけています。帰国生特有の悩みなどを、同じ経験をした自分自身の視点から、いろいろなアドバイスもしています。「英語力を隠す」という手段ではく、「英語力を発信していく」という手段で自分を主張してもらいたいです。それを通して、他の生徒の英語や海外への興味を引き出し、異文化理解を深めることができ、相互に有益な環境が作り出すことができます。英語を話せることが一つのステータスであること、海外での経験が素直に出せる環境を心がけています。 |
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この4月から聖学院に入学し「英語経験者クラス」で学ぶ中学1年生に、志望動機やこれからの目標について伺いました。
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