本日は8時45分にRosehill Collegeに集合になっています。8時半頃から徐々に生徒がホストファミリーと一緒に登校してきます。約2週間ほど一緒に過ごしてきたホストファミリーとは今日でお別れです。Rosehill Collegeに着いてから出発までの時間、生徒はホストファミリーと思い出を話したり、写真を撮ったり、握手したり、抱き合ったりと、様々な時間を過ごしました。そろそろ出発前という時に、最後の記念撮影を行いました。さあ、出発となると、別れが辛いために目に涙の生徒も。今日という日が近づくにつれ、生徒の日誌にはもっとホームステイをしたいという記述が目立ちました。それだけ充実した日々を過ごせたのだと思います。それだけに別れは辛いのです。バスが動き出すと、ホストファミリーが手を振って見送ってくれました。

Rosehill Collegeを後にした、私たちはパパクラから二百数十㎞ほど離れた温泉地ロトルアを目指します。このロトルアはもともとマオリの人が湯治用に使っていた温泉を19世紀末ころからマオリ以外の人にも開放し、温泉地として発展した町です。このロトルアへと途中、休憩をはさみながら向かいます。ロトルアに到着して、まずは昼食を兼ねてロトルア湖のクルージング。本日は雨と風のため船はだいぶ揺れています。船酔いの生徒も出てしまいましたが、バイキング形式の昼食はおいしく、生徒はしっかり食べました。食べた後は船からの景色を楽しみました。

昼食後は、船の乗り場から15分ほど離れたアグロドームへ。ここではシープショーの見学ととファームツアーを体験しました。シープショーではこちらで飼育している19種類もの羊の紹介がありました。羊がそんなにいることに生徒は驚いたようでした。司会者は英語ですが、日本語通訳有りでした。そして、次に羊の毛刈りの実演。司会をしていた人が、服を脱いで、羊をがっしりおさえて、あっという間に毛を刈っていきました。その手際の良さに生徒はまた驚いたようでした。希望者を募っての牛の搾乳体験や子羊へのミルクを飲ませるコーナーもあり、生徒も希望したのですが残念ながら出来ませんでした。ショーが終わると、外で牧羊犬による、羊をゲージに追い込む実演が行われました。人が犬笛で犬を操り、犬がそれに従い羊を追う姿は迫力がありました。この後、ファームツアーでトラクターにひかれて、農場を見学して回りました。牛や羊、ダチョウなど多くの動物がいて、途中、羊やアルパカ、ダチョウへのえさあげ体験や子羊を抱いたり、この農場でとれるキウイを使ったジュースを試飲したり、蜂蜜を試食することもできました。ちょっと雨・風があり、寒かったのですが、普段味わえない体験ができました。

そして、本日の宿泊先のスディマホテルへ。バスから降りると温泉地特有の硫黄のにおい(本当は硫黄ではなく硫化水素だそうです)がして、確かに温泉地という感じがします。夕食まで少し時間があるので、部屋で休憩。18時半から夕食となりました。本日の夕食はハンギという食材を地中で蒸し焼きにするマオリの人の料理スタイルでした。素朴ながらも素材を生かした料理に生徒は満足したようでした。料理が食べ終わってしばらくすると、マオリの人たちによるショーが始まりました。ポイを使ったダンスや歌、Rosehill Collegeでの文化交流で学んだハカや棒を使ったパフォーマンスも行われました。さらには女子はポイを使ったダンス、男子はハカを体験することが出来ました。男子はRosehill Collegeでハカは経験済みなので上手くできていました。ショーの最後にはマオリの人たちと一緒に写真を撮ることも出来ました。

これで、1日の行程は終わりですが、食事の後、スディマホテルの近くの温泉ポリネシアン・スパに希望者は行くこととなりました。ホテルから歩いて2~3分。日本の温泉の日帰り入浴料金よりは若干高めですが、プールのような温泉、露天風呂、熱い温泉など様々な種類の温泉が楽しめます。ホームステイではシャワーばかりだったので、久しぶりのお風呂に、生徒はだいぶリラックスできたようです。ちなみにこちらの温泉は水着着用です。これも異文化体験ですね。

朝から夜まで非常に内容の濃い海外語学研修14日目が無事に終了しました。


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