創立者である儒学者三輪田真佐子は、望ましい女子教育の要素を『徳育・知育・体育・美育』であるとし、徳才兼備の女性の育成を理想としました。
これを現代の言葉に置き換えると「高い学力と豊かな人間性の育成」と言い換えることができます。
校訓は『誠のほかに道なし』。
誠と品性を大切に120有余年、三輪田学園は自分をしっかりもち、人からも信頼される社会性のある女性を育て続けてまいりました。
学園には、人として大切な価値観を育てる生き方教育の伝統があり、中学では担任団の指導で「いのち・平和・自立・環境」などのテーマに取り組み、考えを深めていきます。
また40年以上の伝統のある「読書の時間」、「面接週間」、数多くの「芸術鑑賞教室」など、こころを育てるためのプログラムも豊富で、明るく穏やかな校風を卒業生は“日だまりの温かさ”と呼んでなつかしみます。
1学年約170名の生徒は、卒業後はほぼ全員が4年制大学進学を志望するので、英語は中1から、数学は中2から1クラス2分割グレード制を導入して基礎学力の徹底化をはかり、進路指導も中2から段階的に進めていきます。
高2からは文系・理系に分かれて、各自の進路の夢の実現をめざします。
学園は九段靖国神社の杜に隣接した、都心とは思えない静かな緑の多い環境にあり、通学路の外濠公園は都内有数の桜の名所でもあります。
校舎は2010年全面改築が完了し、充実した施設が自慢です。生徒の創意工夫や自主的な行動力を伸ばすため、生徒会活動も活発です。
運動系・文化系合わせて27のクラブ活動は中高一緒に活動するので、上級生になるにつれて協調性や指導力も身についていきます。
生徒は真面目にコツコツ努力する校風の下、充実した学園生活を楽しんでいます。