聖セシリアでは2007年度より日本有数のバレエ団である「(財)井上バレエ団」からバレエダンサーが講師として派遣され、基礎から経験者までのクラスごとに、校内に新設されたバレエ用の教室で本格的なレッスンを行っています。
現在は受講を希望した約25人の生徒が参加しています。クラブ活動として所属することも、他のクラブに所属して、その活動後にレッスンを受けることも可能です。 「学校でバレエが出来るのは新鮮で、上達したいという気持ちになる」「友達と一緒にバレエができるのが嬉しい」「基礎をしっかり教えてもらえるので楽しい」と生徒からも大好評です。
バレエは国内の女子で「やってみたい習い事」の上位で、その人気は年々高まっています。バレエは柔軟性、バランス感覚など成長に欠かせない要素を身につけることはもとより、日常の立ち居振る舞いをよくする、引き締まった顔、体、心に近づくことができるなどの効果や、クラッシック音楽が流れる中でのレッスンは情操教育にも向き、また発表会などでは舞台装置、衣装、音楽等々を一体とする総合芸術でもあります。これらのバレエによる効果は、情操教育、芸術教育を重んじている聖セシリアの教育としても一致する部分が多く、また、幼少期からバレエを習っていた生徒にとっても、日中は授業、放課後にバレエを継続できる環境は理想的とも言えます。
学校でバレエを取り入れようとする取り組みは、国内最大の組織である「日本バレエ協会」から賛同を頂き、協会の中でも質の高いレッスンを行うことで知られている(財)井上バレエ団から優秀な講師が派遣されることとなりました。講師陣の中には(財)井上バレエ団のプリンシパルである「藤井直子氏」がおりますが、街中のバレエ教室でこれだけ大規模なバレエ団のプリンシパルがレッスンを行うことはほとんどないそうです。