横浜三育小学校は、学校の名が示すように三つの教育、すなわち徳育(キリスト教教育を土台として心を育てる)、知育(与えられた能力を最大に引き伸ばす)、体育(食育をふくめての健康なからだづくり)をバランスよく伸ばす教育を行なっています。最近では知・徳・体という言葉はどこでも使われていますが、三育小学校では50年以上前からキリスト教教育を土台として実践してきています。
日本では全国に幼稚園から大学までの学校群を形成しています。世界に目を向けると同じ教育方針に基づいて教育活動を行っている学校が小学校から大学院までおよそ8000校と、他に類を見ない教育ネットーワークを持っています。そのため卒業生の中には海外の系列大学や大学院に進学している人も少なくありません。
宗教、健康、英語、音楽などは特に力を入れて取り組んでいますが、その中から英語教育をご紹介しましょう。
平成23年度から小学校に外国語教育が導入されますが、横浜三育小学校では開校当初から英語教育に力を入れています。これからの子供たちが世界に目を向け、コミュニケーションとして使える英語が必要との認識からの取り組みです。
1年生から6年生まで20分クラスが1週間に計4回あります。英語を楽しみながら学び、親しむことを目標にして、音声に慣れる(聞く・話す)こととともにリーディングにも重点をおいた授業を行ないます。外国人講師は系列の大学を卒業しているので、学校の教育方針も理解して授業にあたっています。6年間継続してヒアリングやスピーキングを行なうので、聞く力や発音が驚くほど上達し中学校での外国語教科にもスムーズに入ることができます。
学校は横浜の自然環境がすぐれた場所に位置しています。相鉄線三ツ境駅と横浜線十日市場駅からスクールバスを運行していますので、安心して通学することができます。