明星小学校の教育目標は、「正直なよい子」の教育。
創設者児玉九十先生の、「正直者の頭に神宿る」、この「正直」は平凡であっても、すべての基本であり、教育の根本であるというお考えから目標となっています。本校では、凝念教育、心の教育、道徳・躾、体験教育、そして、正しく視、正しく聴き、正しく考え、正しく言い、正しく行う五正道”を大切にしながら、学力を磨き、体力を養い、童心を伸ばして「正直なよい子」を育て上げます。
※凝念教育…明星小学校では、凝念を通して静と動の調和を図っています。
正しい姿勢で、静かに目を閉じる凝念は、心を落ち着け学習活動に集中する効果があるとともに、健康維持にも役立っています。
成長差の大きい小学生だからこそ、それぞれの発達段階の特長を生かし、基本的な指導の軸を持って取り組んでいます。
1・2年生「解放」
楽しく学ぶ・合科的な学習・くぬぎの時間(たくさんの不思議)・きよさとの教室(1年生)・緑の教室(2年生)・好奇心と驚きと閃きを大切にする・外国人教師による英語の学習
3・4年生「挑戦」
学ぶ喜びを知る・多角的な学習・くぬぎの時間(発見・感動)・発表会・試行錯誤、自力で進める・緑の教室(3年生)・海辺の教室(4年生)・コンピュータを使っての創造性の開発
5・6年生「深化」
学力の充実をはかる・自主的、実践的な学習・教科担任制・ティームティーチング・共生の自覚・くぬぎの時間(考えを深める)・冬の学校(5年生)・夏の学校(6年生)・修学旅行(6年生)・自ら進んで課題に取り組み、追求する
●自然と親しみ、生命の大切さを学ぶ
低学年の「くぬぎの時間」は明星独自の体験教育から発展してきました。自分たちの手で
植物を育てたり、生き物を育てたりするなかで、自然と親しみ、生命の大切さを学んでい
きます。
●「多摩川」と「畑」から育つ力
3年生以上の「くぬぎの時間」は、「多摩川」と学校園の「畑」の活動を中心に進めていま
す。“学ぶ”“疑問を持つ”“解決する”“発展する”という活動を通じて、自ら進んで課題
に取り組み、考え、判断し、表現する力を育てています。