八王子学園 八王子中学校・高等学校>連載コンテンツ>自己表現合宿発表会
自己表現合宿とは、新入生が「自己表現力と強調性の育成」を目的に、3日間の合宿でひとつの舞台をつくりあげるというもの。「劇団新制作座」劇団員の方の協力を得ながら、クラスの枠を取り払い、好きな演目にチャレンジします。学校を離れて2泊3日の宿泊学習。その成果をこの目で確かめるべく、保護者で満杯の発表会にお邪魔します。
「『自己表現力』は、本校の教育目標でもある『人間力の育成』において大切な要素のひとつです」と壇上で挨拶をされたのは、国分教頭先生。
「わずか2日間の準備で、自ら発信する力をつけたお子さまたちのがんばりを、ぜひご覧ください!」と、期待感いっぱいの発表会の幕開けを演じてくださいました。
演目の合間には、合宿中のようすを映すスライドショーも披露。真剣に話を聴く姿や疲れて無防備なお昼寝姿、友だちと話すときの生き生きとした笑顔など… 普段家庭では見られないような、全力でがんばっている姿に、保護者の方々は夢中でカメラを光らせました。ついこの間まで小学生だった我が子が、中学生になり成長し続けているのだと、心から実感できる瞬間だったと思われます。また、生徒たち自身も、合宿前よりいい表情をしているようでした。
発表会直後の生徒の方々に、今の気持ちを聞かせてもらいました。
― 今日の発表はいかがでしたか?
Aさん: ちゃんと踊れるのか不安でしたが、みんなとてもがんばっていました。
Bさん: 子どもたちの姿から、丁寧に指導していただいたことが伝わってきました。
Cさん: 日本の伝統の踊りなど、普段なかなか触れられないもの。それをたった2日で堂々とこなしていて、感動しました。
― 合宿の様子を映したスライドショーはいかがでしたか?
Aさん: 12・3歳の子どもの、素の表情に出会えた気がしてうれしかったです。
Bさん: 親の見ていない時間の笑顔や真剣な顔に、成長を感じました。
Cさん: のびのびと、みんなでひとつになっていくようすが覗けてうれしかったです。
― 4月からこれまでに、お子さまの成長を感じることはありますか?
Aさん: 大人に対する挨拶や接し方・関わり方に成長を感じます。人間関係も変わる時期ですが、先生方がよく見てくださるので安心です。
Bさん: 本人がずっと入りたがっていた学校だったので、幸せいっぱいのようです。希望に満ちていて、大学のその先の未来の話までするようになりました。
Cさん: クラス内外にお友だちもでき、自信がついてきたようです。本人も努力をしているのが伝わってきます。
以前、国分教頭先生は「生徒たちには『苦しいけど楽しい』と言える人間力を」と、話されていました。短い期間で作り上げた舞台で、苦労しながらも心から楽しんでいる表情が、見られました! その表情、八学祭で見てみませんか?
八学祭(学園祭)
9/28(土)・9/29(日) 9:00~15:00 申込み不要
八学祭ツアー&説明会
9/28(土) 10:00~11:30 ※要申込み
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