八王子学園 八王子中学校・高等学校>連載コンテンツ>英会話の授業に潜入!
英語クラスの少人数制は、もはや当たり前。でも、八王子学園八王子中学校は、なんと1クラスを3分割にした、いわば「スーパー少人数制」!
そのメリットに迫るべく、ネイティブ講師グレゴリー・ヒューズ先生にお話をうかがい、1クラス10名の授業に潜入しました。
― 少人数クラスのメリットは何ですか?
ヒューズ先生:全員が発言できるという点です。
あと、なるべく生徒を座らせない授業ができるということ。座っていると眠くなりますから、ゲームなどを取り入れて、なるべく体を動かすように工夫しています。それにより、集中力が高まるだけでなく、リラックスして話せるようになるのです。少人数クラスでスペースをフルに活用できるからこそ実現できます。
― なかなか発言できないシャイな生徒もいるのでは?
ヒューズ先生:もちろんいます。でも、基本的にみんな学んだことを試したい気持ちがあるので、きっかけを作ってあげれば発言します。わたしの授業では、発言した生徒に『1ドルカード』を配っています。授業の最後に、何ドル集まったか確認。カード欲しさに、わからない単語があっても何とか伝えようと、みんながんばっていますよ。
― 先生が目指す授業は?
ヒューズ先生:とにかく楽しい授業を心がけています。わたしは高校の授業も担当していますが、英語が嫌になってしまう生徒の共通点は、文法を意識しすぎていること。それは大学で本格的に学べばいいと、わたしは思います。英語を使えるようにするためには、まずは楽しみながら「聴く力」と「話す力」を身につけることが大切です。
授業は、先生と生徒一人ひとりとの会話でスタート。少人数だからこそできる出欠確認のスタイルです。その後、5分間の小テスト。先生が読み上げる日本語を聴いて、英語で書きます。
全員が話して・聴いて・書く… これが授業のウォーミングアップ!
授業の中盤に始まったのは、家具の単語を覚える男女対抗ゲーム。
1戦目は、男子チームと女子チームそれぞれが思いつく限り、黒板に英語で家具名を書き出し、その数を競います。チーム戦にすることにより、みんな必死! 頭をフル回転させている様子が伝わってきました。
2戦目は、それぞれのチームが教室の両端に分かれ、机に置かれた家具の絵を見て、英単語を言いながら進みます。途中、男女が合流したところでジャンケン対決。掛け声はもちろん「Rock! Scissors! Paper! One two three!」。
勝ったほうはそのまま進み、負けたほうは始めからやり直し、先にゴールしたほうが勝ちです。
ゲーム中にも関わらず、ジャンケンも、家具名の読み上げも、とても自然な英語でした。
授業の取材中、気が付くとわたしたち取材陣まで思わず英語を口ずさんでしまいました。楽しんでいるうちに、自然と覚えてしまい話してしまう授業。この雰囲気を体感できるオープンキャンパスが、7月15日(月・祝)に開催されます。
きっと生徒たちが明るく出迎えてくれるはず。ぜひ足を運んでみてください。
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