東大入試への第1歩は、「正しい学習法」から 東大合格者が過ごした中高生時代とは?
東大入試への第1歩は、「正しい学習法」から

東大、医学部、難関大への現役合格のために、中学時代に勉強しておくべきこと

中高一貫校では、教科の進み方も早いのが一般的。例えば英語では中学の内容は中2までに、高校の内容は中3・高1で終わらせる学校がほとんどです。しかし、高校受験がないため緊張感を失い、勉強に伸び悩む生徒もいます。東大、医学部、難関大に現役で合格するためにも、中学時代は基礎作りにじっくり取り組むのが大切です。今回は「Z会東大マスターコース」の英語・数学それぞれの講師に、教科別学習アドバイスを伺いました。

英語担当 小林憲 英語 中学の英語で大切なこと

「書かずとも話せればいいじゃないか」という意見もあると思いますが、それは社会人になって英会話教室などに通い、訓練を受けてからでも遅くありません。中学では基礎にじっくり取り組み、書けるようになるまで時間をかけ反復することが大切です。

「英語が好きなのに、テストで点が取れない」という生徒は、進度だけの問題ではなく、十分に「書く」練習をしていないからです。中学段階ではまず、テストに出てくる英文を最終的に書けるようにしてください。また、電子辞書はカーナビのようなもの。すぐ調べられますが、同じくらいすぐ忘れてしまいます。日頃から「紙の辞書を読む」という習慣を身につけてください。

「英語で考える力をつけさせたい」という保護者の方は多いと思いますが、単語も文法もあまり知らない中学生には、まず日本語と英語を置き換える練習過程を踏むことが大切。そこから徐々に高いレベルで言語転換できるのが理想です。英語も日本語も共に熟練している、これが日本人型エリートの一つの形なのです。

もっと詳しく知りたい方は講演会にお申し込みください。

数学担当 石田浩一 数学 中学の数学で大切なこと

数学は本質を深く理解していれば応用問題であっても、基礎知識を組み合わせて解けます。「わかっているけれど点数が取れない」というのは、文章の読解ができていないことが多いのです。国語と違って、数学の問題文は一つの事柄は1回しか書かれていません。一つひとつの言葉の意味を正確に絵や図で描きながら、手を使って読み解く必要があります。

「答えが出せればそれでよい」と考えていると、中2くらいで壁にぶつかります。数学で勉強するのは「方法」なのです。自分独自の方法で解けたとしても、答えに至る過程を書いて、新しい方法を積み上げることが大切です。図形問題は、定理が「方法」にあたります。ある定理がどのようなときに適用できるか、といった視点で理解する必要があります。

ですから、答え合わせの後にどのような方法・定理が使われていたかを考えてみましょう。着眼のしかたを抜き出し、整理し、その後にどのような方法・見方を使うのか意識しながら、新しい問題を解いていくことが大切です。

もっと詳しく知りたい方は講演会にお申し込みください。

中高一貫校に入学する新中1生・保護者の方対象講演会「中学からの正しい学習法」

東大・医学部・難関大現役合格に向けて、6年間をいかに過ごすか。東大をはじめとする難関大学入試でどのような学力が問われているかを踏まえて、実際に指導している講師よりお話しします。Z会の教室の中学準備講座・本科の受講システムについても、お話しいたします。

※説明会終了後には、個別相談会を実施します。

もっと詳しく知りたい方は講演会にお申し込みください。

中学準備講座Z会入会説明会開催

先を目指すなら、Z会東大マスターコース中学部

Z会東大マスターコースは、東大をはじめとする難関大学合格を目指す中高一貫校の中学生対象のコース。
中学・高校の6年間を通して最も効果的に学習内容を身につけることができるカリキュラムで授業を進めます。

カリキュラム

中高一貫新中1生対象 中学準備講座

英語: 中学準備講座の英語で重視しているのは「音声」です。CDを活用し、正しい発音習得に向けて、標準的な発音になじむことを目指します。また、英語学習導入期に習得すべき60個の英単語に触れながら「確認シート」により「書く」練習を積み、学習した内容を効果的に復習します。学習のはじめだからこそ、どの外国語学習にもあてはまる正統な方法で学んでいきます。

数学:小学校までの算数では正しい「答」、つまり結果を問われていたのに対し、中学から始まる数学では「解法」、つまり「過程」の導き方をいかにして説明するかが重要視されます。中学準備講座では算数から数学への移行をスムーズに行うため、無理のない進度でじっくり考える習慣をつけ、記述力を養います。「計算シート」を行い、問題解法のツールとなる計算力に磨きをかけていきます。

国語: 筆者の言いたいことを正確に理解できる「読解力」、他者に対して正確に伝えられる「記述力」。この力をつけるためには、広範囲な知識を自分のものにしていくことが必要です。Z会では「読むこと」を重視し、広く思考力・表現力・教養を身につけ、正しい国語力を養成。ここで得た力は、他の教科の力にもつながるはずです。

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