入試を突破するためには、継続的な努力を積み重ねることは必要不可欠。ただし、漠然と勉強してもなかなか効果は上がりません。現在、お子様の成績が思わしくないからといって、別のお子様の成功例をただ転用するだけでは合格は望めません。
たとえば、集中力にムラのあるお子様に対して、コンスタントに学習することを無理強いしたとしても、おそらくお子様の反発を煽る結果となってしまうことでしょう。
そういったお子様に対しては、地道な努力の先にある「楽しさ」を実感させることで、努力に向けた意欲が自然と沸いてくるようにすることが肝要となります。
一方、ものごとを1つ1つ着実にこなしていくタイプのお子様には、妙な気を回してまわりくどい表現をするよりも、勉強の計画について率直に話し合うほうが効果的といえます。このように、お子様のタイプによってフィットする勉強法と適切な接し方は違うのです。
つまり中学入試をはじめとした受験、そしてその後に控える大学入試を突破するにあたって最も重要なのは、お子様の性格や考え方といった「個性」をまず把握すること、そしてお子様の性格・特性に合わせた「やる気の引き出し方」を熟知したシステムにのっとって学習を進めることではないでしょうか。
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何か失敗しても、頭ごなしに叱るのは禁物です。穏やかに、ゆったりとした口調で話し伝えることが大切です。論理的に伝えることで、しっかりと理解してもらうことができます。
本人の意思を無視はできませんが、積極的に新しいことにチャレンジしていくことの良さを知っていきましょう。新しい勉強方法、参考書、問題集などを試していきながら、自分に最良のやり方を見つけていく過程を体験していきましょう。 |
本人が束縛されていると感じる進め方は好ましくありません。あくまでも本人の意思で取り決めていくこと、その取り決めはきちんと守るということを理解させることが大切です。
一つの問題集を繰りかえし解くことで身につく確かな基礎力。それをみにつける大切さを理解しなければなりません。そのためには、自分のバイブルといえるほどの問題集を1冊、作ることが近道です。 |
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