海外語学研修6日目。みんな、ホームステイにだいぶ慣れてきたようです。慣れてきて色々話すからこそ分かることもあるようです。例えば、「ホストファミリーの人が、どうも自分の年齢を15才と思っているらしく、16才だよ、と言ったら驚かれました」なんてことも。話せるからこその出来事だと思いますので、どんどん会話して欲しいものです。さて、本日は文化交流・スポーツ交流という大きなイベントがあります。スポーツをすると言うことで、ジャージ登校の生徒もいました。ジャージを着たからでしょうか、朝のラジオ体操をする生徒もいました。ちなみにニュージーランドではラジオ体操も曲にあわせて体を動かすので、ダンスの一種くらいに思われていらしいです。

今日も1校時から3校時まではLaura先生の英語の授業。最初に英語で手紙を書く作業をしました。まずは下書き。先生が例文を書いてくれたので、それを生徒が思い思いにアレンジしました。書けた下書きはLaura先生にチェックしてもらいました。ある生徒が先生に下書きを見てもらったところ、先生は大笑い。いったい何を書いたのでしょうか?気になります。下書きが出来たら清書、そして住所書き。住所を書くのも英語ですし、生徒は「普通に東京都からでいいの?えっ、番地から書くの?」と住所の書き方が日本とは違うのに苦労していました。この手紙は週末に投函されますので、来週中には日本へ届くと思われます。

手紙作成が終わったら、テキストを使った授業。各人が持っているものについて質問する英会話の練習を行いました。ある生徒がマフラーを持っていたら、「それはどこで買ったの?」「気に入っているの?」「高かった?」などを英語で質問していきました。また各参加者のプロフィールをもとに質問をしたり、Laura先生が用意してくれた架空の人物のプロフィールを読んで、その人物について質問したりするなど、質問をすることを通じて学ぶというタイプの英会話練習が多かったように思われます。

3校時目が終わると、次はいよいよ文化交流・スポーツ交流です。まずは文化交流から。3校時目と4校時目は休み時間がないので、すぐに会場に移動です。場所はRosehill College初日のポフィリが行われたMoemoeaという教室です。会場に着くとRosehill Collegeのマオリ担当の先生や生徒が待ってくれており、早速挨拶から始まりました。その後、男子、女子に分かれて、男子は会場の外でマオリ伝統の踊り「ハカ」を学び。女子は会場内でバチを使った「ツィ ラーカウ」というパフォーマンスを習いました。

ハカはマオリの生徒がゆっくりと動きを見せてくれ、参加者はその動きを真似ながら、徐々に通しで出来るように練習をしました。先日もオークランド博物館でハカは見学し、難しそうだ、と思いましたが、Rosehill Collegeの生徒が丁寧に教えてくれるので、参加者はどんどん覚えていきました。ついにはもう良いのか、ハカの練習ではなく、マオリの伝統的な遊びを習い始めました。輪になって「プッカナ」というかけ声で、自分の左右の人に指していき、それに反応できないと脱落、最後まで残った人が勝ちというゲームです。見ていても面白いのですが、やっている生徒はもっと面白いのでしょう。終始笑いあっており、文化交流が終わった後、本校の生徒だけでも「プッカナ」と言って遊んでいました。

女子はといえば、歌に合わせて、バチをとんとんとついたり、タイミングを合わせて、バチを向かい合った相手に投げ、相手が投げたバチを受けとるというツィ ラーカウの練習を一生懸命していました。しかし、バチを投げて、受けとるというのが難しく、なかなか上手くいかないようでした。それもで、ペアになった子と笑いあい、楽しそうに練習をしていました。最後にはバチの受け渡しを除いた部分はかなり上達していました。

文化交流の最後に、男子のハカ、女子のツィ ラーカウを互いに披露しました。短時間の練習でしたが、とても良くできていました。この後、Rosehill Collegeの生徒だけのハカも披露してくれましたが、「なんかさっき一緒にやっていた人と別人みたい」というくらいに迫力のあるハカを見せてもらいました。後で聞いたところ、ハワイで行われる選手権に参加するとのこと、迫力があるのは当たり前だと感じました。文化交流が終わって、ミールブレイクになりましたが、参加者は名残惜しそうに仲良くなった子たちと写真を撮ったり、会話をしたりしていました。

休み時間の間にスポーツ交流の会場である体育館に移動です。参加者はしばし休憩をして、スポーツ交流に臨みました。最初に体育の先生にお願いして、日本から持ってきた羽子板で羽根つきを行いました。まず、参加者を代表して土屋さんが羽根つきの説明をしました。そして、榎本くん、金子くん、加賀屋さん、毛利さんが実演。その後、Rosehill Collegeの生徒さんにも羽根つきを体験してもらいました。羽根つきと言えば、失敗すると、顔に墨を塗られます。もちろん、その顔に墨を塗ると言うことも説明しましたので、失敗したRosehill Collegeの生徒の顔には本校生徒が墨を塗りました。しかし、NZの子は運動神経が良いのでしょうか、少し練習すると、参加者より上手い生徒もいて、対戦して負けて墨を塗られる参加者もいました。羽根つき以外に、紙風船や竹とんぼなど、日本の伝統的な遊びを同時に行いました。珍しい日本の遊びにみんな夢中になり、参加者と共に楽しい時間を過ごしました。この後、通常授業に戻り、参加者はRosehill Collegeの生徒共にバレーボールを行いました。3グループに分かれ、1グループに4人が入り、試合形式でボールを打ち合いました。「上手くいった~」という生徒もいれば、「疲れました」という生徒もいましたが、みんな楽しそうにバレーボールをしていました。授業の終わりにはみんなで記念撮影。顔に墨を塗られた参加者・生徒もおり、面白い写真になりました。

スポーツ交流が終わると、帰宅です。楽しく過ごしすぎて、ちょっとホストファミリーとの待ち合わせの時間に間に合わないという生徒もおり、急いで帰路につきました。本日の文化交流・スポーツ交流は非常に盛り上がり、みんな笑顔で大成功でした。

明日、明後日は週末と言うことで、参加者はホストファミリーとの時間を過ごします。どのような体験をしてくるのか、月曜日に話しを聞くのが楽しみです。


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