八王子学園八王子中学校 「入試情報・直前説明会情報！」

国語：入試の傾向と対策
国語では、「文章を丁寧に読み解く力」と「自分で筋道を立てて考える力」を求めます。
単に「―線部の前後を見れば解ける」という姿勢ではなく、「説明文の内容や小説の主人公の心情をしっかりと捉えて考える」という姿勢を重視します。設問は選択肢が中心ですが、誤りの選択肢についても、その理由を考えて説明できるように心がけるとよいでしょう。また、考えることの土台となる基本的な漢字や語句の意味についても出題します。

算数：入試の傾向と対策
算数では、「何を求めるのかを見抜く力」、そして、「自分の身に付けている考え方で正確に解く力」、また、一見解けそうにない問題に対しても「試行錯誤ができる力」を３つの要素として大切にしています。入試では、解き方が一つとは限りませんので、解答のみを記入し、正確さを判断します。難問・奇問を排して、複数の考え方を組み合わせる問題を出題し、総合力を判断します。

理科：入試の傾向と対策
理科では、暗記に頼った知識問題ではなく、無理矢理にでも考えて解く力を大切にしています。特に「実験や観察を追いながら考える力」、「自然現象のしくみを想像する力」を求めます。入試における設問は選択肢がほとんどですが、選択肢もただ一問一答形式と捉えず、小さな問題の集まりとして取り組むようにすると良いでしょう。また、問題数としては少ないながらも、作図やグラフ作成、記述問題も出題していきます。

社会：入試の傾向と対策
日常生活の中で感じる「なぜ？」、「どうして？」という素朴な疑問をそのままにせず、自ら調べその疑問を解決できるような、知的好奇心溢れる生徒に入学してもらいたいと考えています。
このような観点から、社会科では、基礎学力を重視するとともに、特定の分野に偏った出題をせず、受験生一人ひとりの思考力を問う問題作成を心がけます。