現在、聖徳学園中学・高等学校には各学年3~5名程度の帰国生が在籍しております。帰国生が滞在していた国々は様々で、アメリカやヨーロッパにアジアなど、日本の教育システムや文化とは全く違う生活の中で勉強をしてきた生徒たちがたくさん在籍しています。
本校では、個性・創造性・国際性の3本の柱を教育の理念にしており、その中の国際性という部分では、この帰国生たちが非常に大切な役割を果たしてくれていると実感しています。毎年海外からのお客さんを迎える機会が多く、そのたびにボランティアで生徒を集め、異文化交流などをする時間を設けていますが、そんなときに率先してお手伝いをしてくれるのが帰国生たちです。日本で育ってきた生徒達よりシャイな部分が少なく、自分の活躍できる場では、その能力を存分に発揮できる彼らに刺激を受け、一般の生徒も一緒に参加し時間を共にすることにより、新たな自分を見つけることができた生徒も少なくありません。今回は、そんな帰国生たちに話を聞いてみました。
教員「生活の違いで感じたことはどんなことですか?」
生徒A「アメリカでは、たとえ近くのスーパーであっても車で移動していました。日本ではそんなことはあまり感じないけど、車の無い生活は考えられなかった。あとは、地域の環境的なことから、一人での留守番はさせてもらえなかったし、買い物にも一人で行かせてもらえなかったです。」
生徒B「マレーシアでも車の移動が多かったです。たぶん公共の交通機関が日本ほど発達していなかったからだと思います。」
教員「では、アメリカでの生活が役に立つと思う時はどんな時ですか?」
生徒A「英語が話せることで、海外からお客さんが来たときなどに、お手伝いをさせてもらえることです。」
教員「マレーシアで通っていた学校の生徒と、聖徳の生徒の違は何かありますか?」
生徒B「マレーシアの生徒は日本の生徒に比べて、自分の意見をしっかりと主張していたと思います。」
教員 「最後に、聖徳に入ってよかったと思うことは何かありますか?」
生徒A「OCの時間や放課後に、ネイティブの先生と英語で話せる時間があり、英語を忘れないから良かったです。」
生徒B「マレーシアにいた時は、学校での行事やクラブ活動があまり無かったんですが、聖徳ではクラブ活動も頑張れているし、学校行事などもたくさんあるのですごく楽しいです。」
今回は2人の生徒から話を聞くことができましたが、生徒たちが普段の学校生活の中で、自然と互いの可能性を高め合えるこの聖徳学園で、新しい可能性を発見してくださることを期待しています。
帰国子女対象 第1回中学入試 |
帰国子女対象 第2回中学入試 |
帰国子女対象 第3回中学入試 |
帰国子女対象 第4回中学入試 |
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平成21年12月17日(木) | 平成22年1月16日(土) | 平成22年2月1日(月) | 平成22年2月3日(水) |
若干名 | 若干名 | 若干名 | 若干名 |
応募資格 | ・平成22年3月小学校卒業見込みの者、または、これと同等の者(男女の区分無) |
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・小学校課程において、1年以上海外(在住地域は問わない)に滞在、帰国後3年以内の者 | |
選抜方法 | 英語[50分/100点] ・ 数学[50分/100点] ・ 国語[50分/100点] のうち、2科目と面接[本人のみ] |
※詳しくは個別教育相談にてご案内いたしますので、本校事務受付までご連絡ください。
また、中学・高校の帰国子女編入学試験も随時実施しておりますので、ご相談ください。