東京純心女子中学校・高等学校は、全校でも800名に満たない小規模のカトリックミッションスクールです。1学年135名前後の生徒数なので、横の繋がりである同学年の子どもたちとはすぐに仲良くなれます。その上、純心は女子だけの学校です。すべてが女の子のために作られています。学習のためのカリキュラム、使い勝手の良い中学・高校図書館、校舎の設備、食堂のメニューなどなど、すべては女の子のためのものなのです。
自然に恵まれた抜群の環境と相俟って、「純心」という特別な教育環境が生まれています。スポーツ大会(体育祭)や純心祭(文化祭)などを取り上げてみても、自分たちだけで行なわねばならないので、積極的に役割分担をして動き始めます。企画立案から実施に至るまで、すべてに係わるわけですから、その達成感たるや充実したものがあります。
自分の進路を考える際にも、この積極性は十分に生きてきます。友だち同士は言うまでもなく、教職員との距離もとても近いので、悩んだ時にはすぐに頼りになる存在が身近におり、一緒に切磋琢磨できる親友も目の前にいます。いろいろな視点から、未来の自分を見つめなおしてゆくことが可能なのです。カトリックの教えをバックボーンとする子どもたちは、「将来は、人の役に立ちたい」と考えるようです。国際社会や法学経済関係、看護医療福祉関係などを志す子どもたちが、一学年全体でも60%を超えてきています。それと同時に、語学関係・社会学関係、理工関係・医歯薬関係などに進む者もおり、多様な進路希望をかなえられるのも純心の大きな魅力の一つです。
ぜひ一度、学園をお訪ねください。私たちの自慢の子どもたちをご覧いただきたいと存じます。
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