待望! スーパー・イングリッシュ・コース始動間近「イングリッシュオープンキャンパス」生徒全員が英語でプレゼンテーション!
「英語でプレゼンテーションをする」ということ。2020年のオリンピック招致で日本のプレゼンテーションが評価されたことにより、その注目度はますます高まっています。「スーパー・イングリッシュ・コース」の始動を来年に控えた目白研心中学校・高等学校のオープンキャンパスでは、なんと中学校生徒全員が英語でプレゼンテーション! そんな熱い現場を取材しました。
学年別の英語プレゼンテーションイングリッシュオープンキャンパスに潜入!
3年間の成長がイメージできる
この日行われたオープンキャンパスには、全体会と体験授業・個別相談の間に、在校生の英語によるプレゼンテーションを見学できるプログラムが用意されていました。受験生は、英語教育に力を入れている目白研心をより理解し、身近に感じることができます。
代表者だけでなく、全員が行うこのプレゼンテーション。学年ごとにねらいは異なり、1年生は物語の「朗読」でしっかりとした音読を、2年生は教科書の「暗唱」で英語らしい発音やリズムを、3年生は手紙を「書く」ことから「話す」活動につなげることを、それぞれ目指しています。
1年生:朗読「あこがれの先輩に1歩、近づけた」
レベル別の物語に挑戦!
1年生の会場で、聴衆に物語の絵を見せながら、緊張しつつも堂々と朗読する生徒たち。英語力・表現力ともに個人差はありますが、レベル別に内容が分けられているため、生徒たちものびのびと実力を発揮しているように見受けられました。
何より、個々が読み方や見せ方、表情など、それぞれの工夫を施しており、「不慣れながらの、個性あふれる努力」というものを感じる発表でした。
Q. 普段、英語の勉強で心がけていることは何ですか?毎朝の小テストと、所属しているチアリーディング部の練習をきちんと両立できるよう、通学中の電車や夜寝る前など、すきま時間に集中して勉強するのが習慣になりました。
勉強も部活もがんばれるのは、「こんなふうになりたい」と思える先輩がたくさんいるから。今回の朗読も、去年のオープンキャンパスで見た先輩にあこがれて、「こんなふうに英語をしゃべりたい!」と思い練習しました。
あらためて、この学校に入れてくれた両親に、心から感謝しています。
2年生:暗唱「世界のいろいろな人たちと接したい」
緊張感あるハイレベルな発表
2年生は、教科書の複数ページに渡る長文を制限時間内に暗唱するという、ハイレベルな内容にチャレンジ。緊張で表情が硬かったり、途中で言葉が途切れてしまったりすることはあっても、しっかり前を向いて一生懸命話そうという気持ちが伝わります。ゆっくりハキハキ口を動かすなど、「聴く側の気持ち」を考えている生徒が多いようにも見受けられ、出番を待つ生徒さえ、プリントに目線を落とし緊張しながらも真剣に耳をすましていました。
Q. 今年の発表に向けてどんな努力をしましたか? また、今後の課題は?1年次の朗読は焦って早口になってしまったので、今回はゆっくり話すことを心がけました。担当の先生に聴いてもらったり、ネイティブの先生からアドバイスをもらったり、自主的に動いて改善できましたが、「表現の仕方の工夫」という、新たな課題も発見しました。
3年生になったら、新設の「スーパー・イングリッシュ・コース」に進み、将来世界のいろいろな人たちと接したいという夢に、役立てられたらと思っています。
3年生:作文「3年間の英語学習で、夢が半分叶った」
3年間の集大成を披露
広いホールの舞台で、堂々とプレゼンテーションする立派な上級生の姿。流れるようなリズムときれいな発音、美しい抑揚に、3年間の成長が見られました。テーマは、『20歳の自分へ』。自ら書いた手紙を読み、聴衆に伝えます。これまでの経験が生きているのか、ほとんど緊張は感じられず、安心して聴けるプレゼンテーション。下級生たちのお手本となる、その勇ましい姿に、拍手を送りたい気持ちでした。
Q. この3年間でどんな成長がありましたか?特別なことを意識せず、ごく自然に英語の手紙を書けた自分に、1・2年次との違いを感じることができました。今年行ったカナダの修学旅行でも、現地の方が話している英語をほとんどすべて理解でき、大きな自信になりました。
小5の頃から映画をつくるのが夢で、英語の脚本を書いています。この3年間で、もう半分は叶ったと思えるくらい夢に近づいていることを実感中。目白研心でもらった自信を糧に、これから大きな一歩を踏み出します!
来年度いよいよスタート!「スーパー・イングリッシュ・コース」最新情報
平成26年度中学3年生より、「スーパー・イングリッシュ・コース」(以下、SEC)が始動します。目白研心の歴史ある英語教育プログラムをパワーアップさせ、より高い英語力を目指すこのコース。担当の長谷先生に最新情報をうかがいました!
「英会話力」より「英対話力」を
長谷先生: 親しい人とのおしゃべりを「会話」、異なる価値観などをすり合わせる行為を「対話」と表現した場合、ビジネスには「対話力」が不可欠であると、わたしたちは考えます。SECでは、将来どのような職業についても必要となるであろうこの力を生徒たちが習得し、「海外の方を巻き込んで仕事をどんどん進めていく人」となることをイメージして、カリキュラムを作っています。「英対話力」の習得を目指し、中3・高1は週7時間、高2は週10時間、高3は週14時間の英語の授業を予定しています。
多彩な科目が、未来を支える
長谷先生:「英対話力」には英語以外の科目も欠かせません。たとえば、相手の国の事情を知るための「世界事情」や自国の文化について語るための「日本文化」、自分の意見を確実かつ効果的に伝えるための「プレゼンテーション」、会議を円滑に進めるための「ファシリテーション」などを学びます。
また、世界の方々とコミュニケーションを取るには、ITツールを使いこなすことも重要。授業やホームルームなどあらゆる場面でiPad®を使い、情報の収集や伝達、共有のツールとして役立てようと思っています。
編集者からみたポイント
「英語でプレゼンテーションをすること」を特別なこととしてではなく、必要なスキルとして経験させる目白研心。受験生は、生徒たちが懸命に励んでいる姿、そして3年間の成長を見ることで、「やればできる」「こんな中学生になりたい」と、希望を抱くことでしょう。そこには、お子さまの具体的な目標が見えてくるはずです。
学校説明会 | 日程 | 時間 | 備考 |
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10月29日(火) | 10:40~ | 事前予約は不要、入退場は自由です。 上履きは不要です。 |
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11月16日(土) | 10:40~ | ||
11月29日(金) | 10:40~ | ||
1月11日(土) | 14:00~ |
入試体験会 | 日程 | 時間 | 備考 |
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12月15日(日) | 8:30~ | 【要予約】 | |
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