保護者満足度91点！ 東京純心女子中学校・高等学校の新しい英語授業

保護者満足度91点!!

昨年度、卒業生とその保護者を対象に行ったアンケート。学校に対する保護者満足度は91点という評価でした。特に多かったのが「勉強をよくやらせてくれた」というような声。
生徒たちはどんな授業を受けて力をつけているか、取材していきます。

全員が参加を希望する 英語の夏期講習に潜入！

1年生の夏期授業に潜入！
みんな真剣に取り組んでいました。

1年生の英語の夏期講習は「希望制」であるにもかかわらず、全生徒が出席していました。1学期の間に、「英語って大切！」「もっともっと学びたい！」という意識を持つことができた証拠と言えるのではないでしょうか。

授業中の雰囲気は、真剣そのもの。純心オリジナルテキストを使用しながら、単元ごとに、10問×3回のテストを実施。3回とも8点以上だと、「夏期講習記録表」にシールがもらえます。一生懸命取り組んだ生徒たちは、とてもうれしそうにシールを友だち同士で見せ合っていました。

英語を英語のまま理解する 「英語の回路」普段の授業＝トレーニング！

英語をそのまま理解する
「英語の回路」完成の目標は中学3年生！

夏期講習は文法がメインでしたが、普段の授業はどのようなテーマで行われているのでしょうか?

普段の授業で新しい文法や表現の基本を理解したら、ひたすらトレーニングを繰り返し、夏期講習や家庭学習で文法を定着させる効率的なやり方！ これは、昨年度から始まった新カリキュラムで取り入れられた手法のようです。詳しいお話を英語主任の三田浩子先生に聞いてみましょう！

新カリキュラムの詳細はこちら»

先生に聞いてみよう！ 「英語で理解する」新しい授業

英語科主任 三田浩子先生

時代に求められる英語力とは

現在のビジネスではスピードが求められ、大学入試もそれに合わせて変化しています。早期から「英語の回路」を作り、スピーディーに対応できる英語力が必要な時代なのです。そのためのトレーニングを重視し、カリキュラムを変更しました。

英語も「実技科目」と考える

低学年のうちは実技科目のように実践的なトレーニングが大切。内容が簡単な低学年のうちに「英語の回路」を作ってしまえば、高学年の複雑な内容も、英語のまま理解し表現できるようになるからです。「英語の回路」の完成目標は中学3年の夏。その後の海外語学研修で成果が見られることを期待しています。

イングリッシュキャンプ
～英語漬けキャンプ～2泊3日のキャンプ中、グループで劇やパフォーマンスなど行いますが、話せるのは英語のみ。英語のコミュニケーション能力が飛躍的に向上します。

コミュニケーション力と度胸を

今年2年生となった新カリキュラム一期生は、「話すこと」に抵抗がなくなりました。「間違ってもいいから話そう」という意識が高く、積極的に声を出すので発音もよくなっています。学年が上がった初回の授業で、英語の自己紹介がスラスラと出てくる姿に、成長を感じましたね。
参加希望制のイングリッシュキャンプ希望者の割合も、例年の2倍以上という大幅増加。みんな英語を話す喜びを実感しているようです。

「人の役に立つ」将来へ向けて

ある調査では、「自分の将来イメージ」について、一般的に「自分の個性や才能を生かした仕事に就く」と答える高校生が多い中、「社会や人の役に立つ仕事に就く」と答える純心生が多いという結果が出ています。英語教育を通して、人と人とのコミュニケーションを大切にしていく純心生。今後の成長も楽しみです。

編集者からみたポイント

「英語の回路」作りという仕掛けにより、めざましい生徒の成長が感じられました。この基盤が、進学実績やその先の成果に、そして高い保護者満足度へと結びついてくのでしょう。これからの飛躍にもぜひ注目してみてください！