明法GEとは

理系・文系の枠を超えて科学を通じ、社会そして世界が求める人材の育成と人間教育を目的とし、週1・4時間連続授業『GE講座』を開講。「知性・知恵」と「経験を活かす力」の習得を目指し、各科目で得た力を活用する実践の場と、他者の評価を受ける挑戦の場を用意します。

取材協力:北原 達正 先生
子どもの理科離れをなくす会代表、NPO法人RoboCup日本委員会 運営委員、島根県産業人材育成・確保事業アドバイザー。京都大学総合人間学部講師・文部科学省21世紀プラン大津市子ども科学教室推進委員会 委員長などを歴任。

総合的な学習で無限のコミュニケーション能力を

北原先生:『GE講座』は、文系・理系の枠を超えた総合的な学習の時間を継続的に確保し、あらゆる場面に対応できる力を身につけます。

なぜ、総合的な学習が必要なのか。例えば就職試験で、100社に100枚同じエントリーシートを提出するでしょうか。社会では、たくさんの異なる価値観が存在し、それに合った接し方をすることが本質的なコミュニケーションと言えます。

このように、本質的なコミュニケーションには相手をよく見極める力(観察力・分析力・注意力)と表現方法(数値化、デザイン化、図表化)が必要となります。それらを総合的に身につけられるのが、『GE講座』の強みと言えるのです。

明法GEで鍛える!本質的なコミュニケーションとは?

他者からの評価があなたを成長させる

北原先生:『GE講座』では、自分の力を確認し、成果を発揮する場をたくさん用意します。中学では各学期末に国内のさまざまなコンテスト、海外のフォーラムやキャンプに参加。高校では、アジア10か国が参加する「国際環境フォーラム」、国際科学技術コンテスト「ロボカップジュニア」などにチャレンジします。

学習は料理に例えられます。例えば、自分がおいしいと思った料理も、家族が「まずい」と言えば、おいしくないのです。学習も同じで、英語をどんなに勉強しても、外国人が興味を持ってくれるようなプレゼンテーションができなければ意味がありません。他者の評価があって初めて意味があるのです。

他者の評価を受ける場を活用し、知識と経験を「積む」のではなく「活かす」ことにより、新たな挑戦につなげることを期待します。

国際環境フォーラム・ロボカップジュニアの様子

日本全国に平等なチャンスを

北原先生:本校は、良い人材に対し平等にチャンスを与えたいと考えています。

例えば、「野球をやりたい」という小学生がいたら、日本全国どこに住んでいようと周りにはグラウンド(場所)も道具(ボ―ルやバッド)も指導者(経験者)も確保でき、活躍すれば褒められ(評価)ます。でも、ロボットコンテストで世界チャンピオンを取るような小学生がいますが、それを評価し、力を伸ばしてくれる環境がどれくらいあるでしょうか。ロボットが操れるというのは、つまり11個のセンサーを論理的に操れる、有望な人材。適切な環境と評価が必要なのです。

北原先生

『明法GEコース』は、寮を完備。日本全国から生徒を募集し、有能な人材に対しアウトプットの機会を提供します。

【取材を終えて】

北原先生はこれまで、多くの経歴の中でたくさんの方と出会い、いかに社会や世界で活躍する人材を育成するかを考えてこられました。その想いを、この『明法GE』で実現されます。世界中の大企業から「明法GE出身者なら安心だ!」と言われるような未来が、近々来るのかもしれないと感じるインタビューでした。

今後の説明会の日程

◆明法GE体験教室(小学5・6年生対象)明法GE説明会

ロボットを使用した斬新な教育を体験していただきます。

日にち 時間 事前申込
7月15日(月・ 午前の部 10:00~13:00
午後の部 14:00~17:00
6月17日(月)10:00受付開始
10月20日( 午前の部 10:00~13:00
午後の部 14:00~17:00
9月14日()14:00受付開始
◆学校説明会
日にち 時間 備考
6月15日( 14:30~16:00 国際教育説明会
7月20日( 14:30~16:00
9月14日( 10:00~11:30 授業見学と同時開催
9月28日( 10:00~11:15 明法祭(文化祭)見学と同時開催
9月29日( 10:00~11:15