スーパー イングリッシュ コース 詳しくは公式HP

グローバル化が進む社会の中で、将来に役立つ英語力やプレゼンテーション力を身につけることの重要性は高い。中学受験を控えたお子さまをお持ちの保護者の方々にとっても、関心事ではないだろうか。そうした意味で、独自の体験型英語学習プログラムや国際交流を通じて英語力向上に力を注ぎ、着実に成果を上げている目白研心中学校・高等学校の教育は大いに注目に値する。平成26年には「スーパー・イングリッシュ・コース」の新設も予定され、さらに期待が高まる。
今回は、10月6日(土)に行われた「イングリッシュオープンキャンパス」を見学させていただいた。同校の英語教育のレベルの高さを知ると同時に、楽しく英語を学ぶ生徒の皆さんの様子を垣間見ることができたので、ここにレポートさせていただきたいと思う。

イングリッシュオープンキャンパス

中学一年生 英語の物語を正確な発音とイントネーションで音読する。

4つの物語から自分で選んだ1つの物語を、授業内で音読練習を積み発表。
緊張している中でも、しっかり読もうという生徒たちの一生懸命な気持ちが伝わってくる。

中学一年生 スピーチの様子

インタビュー 選抜コース

関口 剛くん

◆英語スピーチ発表に向けてどんな練習してきましたか?
1週間位、英語の時間にみんなでスピーチの練習をしました。普段担当してもらっている先生以外にも聞いてもらったりして、上手くスピーチできるように工夫してきました。

◆発表しているとき、どんな点を意識してスピーチしましたか?
大きな声を出すことと、自信を持ってスピーチをすることです。

◆来年の目標をお聞かせください。
来年の1年生の手本になれるように、これからも勉強を頑張っていきたいと思いますし、スピーチと同じように、どんな時でも自信を持ってやっていきたいと思います。

インタビュー 特進コース

ミッチェル・リアンさん

◆練習時間は週にどのくらいとりましたか?
スピーチコンテストのための練習をする英語の時間が週3回ほどあったのと、行き帰りの電車の中で声を出さずに読む練習をしました。合わせて5時間位、練習しました。

◆発表しているとき、どんな点を意識してスピーチしましたか?
聞いている人に読み聞かせるようにゆっくり読んだり、絵などがみんなに見えるように注意しました。

◆来年の目標をお聞かせください。
もっと英語らしく発音できるようにして、聞いている人にすごいと思われるような発表ができるように頑張りたいです。※ACEの授業では、ゲームなどを通して先生や仲間と仲良くなれて楽しいです。そういう中で英語の自然な発音を覚えていけたらいいと思っています。

※ACE(エース)プログラム:目白研心独自のプログラムによる体験型英語学習。(Active communication in English) ネイティブの先生が担当し、1クラスを2分割して10数人の少人数で行う。

中学二年生 教科書やスピーチ原稿を暗記し、グラフや図・適切なジャスちゃーを交えて、各コースを発表する。

緊張もあってか、途中でつかえてしまって思い出すのに苦労している生徒も見られたが、身振り手振りをしたり、聞いている人たちに視線を向けながら、余裕のあるスピーチをする生徒、抑揚をつけて上手なスピーチをする生徒も多かった。

中学二年生 スピーチの様子

インタビュー 選抜コース

加藤 颯真くん

◆英語スピーチ発表に向けてどんな練習をしてきましたか?
どうやってスピーチの内容を伝えるかということを考えて練習しました。先生からもアドバイスしていただいて、イントネーションや声の大きさ、目線の使い方などに注意しました。

◆昨年と比較してどんな点が上達したと思いますか?
文法的なことや書くことも上達した部分がありますが、ACEの授業で、生の英語に接する機会があるので、かなり身についてきたと思います。外国人の先生が話す英語をだいぶ聞き取れるようになってきましたし、自分でも話せるようになってきたと感じます。テキストもやりますが、ゲームのような感じで会話しながら進むので、すごく楽しい授業です。

◆来年の目標をお聞かせください。
英語をもっと聞いて、話すことを意識していきたいと思います。3年でカナダに修学旅行に行くので、そのときに話せるようにと思っています。

中学三年生 20歳への自分へと題した英作文をカメラに向かって朗読する。

長さや内容もまちまちだが、20歳の自分を想像しながら一生懸命書いた英作文を、思いを込めて伝えようとしていることが強く感じられた。発音もきれいで、流暢な英語を披露する生徒がほとんど。中1の発表から順に見せていただく中で、生徒たちの英語力の進歩に感心した。

中学三年生 スピーチの様子

インタビュー 選抜コース

鈴木 慎一郎くん

◆3年間で身につけたスキルは発揮できましたか?
文の構成などはかなりできましたが、発音・アクセントはまだ十分でないと思います。

◆この3年間で身につけたスキルをどんなことに活かしたいと思いますか?
将来、自分の役に立てばいいかなと思っています。仕事に使ったり、外国人の方に道を聞かれた時に答えたりできればいいと思います。カナダ10日間の修学旅行は、ホームスティして現地の学校に通う経験ができ、とても楽しかったです。

◆高校生になったら、どんな英語学習をしたいですか?
将来、役に立つ英語を身につけることができるように、発音など、もっと上手くなるように勉強していきたいです。

◆受験生に向けてメッセージをどうぞ。
うちの学校は、英語にすごく力を入れているので、ぜひそういう良さを知ってほしいと思います。校舎がきれいで、毎日生活していて気持ちが良いですし、優しく楽しい先生方が多くて良い学校です。

インタビュー 特進コース

鈴木 琳さん

◆英作文で難しかったところはどこですか?
短い文は今までの授業の中でも書いたことがありますが、長文はあまりないので、構成が難しかったです。電子辞書で調べたりしながら、じっくり考えて作文をしました。

◆スピーチを行っているとき、どんな気持ちになりましたか?
今、思っていることと将来の希望は違うかも知れないし、そのことで悩んでいるかも知れないと文を書いている中で、いろいろ考えました。緊張している中でも、なるべく気持ちを込めて、20歳の自分に伝わるようにと思って話しました。

◆英語学習を通じて何を学びましたか?
まだ、単語や文法など十分ではなく文を作ることに不安はありますが、英語の授業で習った文などをACEで使うことができて伝わるとうれしいです。英語でコミュニケーションができることの楽しさを知ることができました。

◆受験生に向けてメッセージをどうぞ。
受験勉強がつらいと思う時は、中学校でやりたいことを思って、乗り越えてほしいと思います。私は中学でやりたい部活があったので、そのことを思って頑張ることができました。目白には、生徒のことを思ってくれる良い先生が多いですし、仲間との関係もすごく良いので学校が楽しいです。

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体験授業

目白研心の英語プログラムを体験!英語って楽しいね!
体験授業:先生と生徒
体験授業:説明

CALL教室で行われた授業には、25名ほどの小学生が参加。中1使用テキスト(ORT:Oxford Reading Tree)と連動した「マジックページ」という教材を使用した特別授業だという。

ネイティブの先生の発音をまねて英文を読む参加者たちは、戸惑ったような様子を見せている。まだ、英語に触れる機会が少ない小学生、それも当然のことだろう。

その後、パソコンを使って、先生と一緒に読んだ物語を自分のペースで読む。その間、先生方が参加者の間をまわり、使い方をアドバイスをしていたが、ほとんどの子どもが躊躇なくマウスを使って、教材を使いこなしていた。単語や内容確認をゲーム感覚でチェックするようなコーナーもあるようで、そこは好奇心旺盛の子どもたち、すぐに進んでやってみる子もいた。

そうした学習の後、最初と同じように先生と一緒に英文を読む子どもたちの声は明らかに違っていた。何度も聞いて耳に慣れたのだろう、自信を持って発音しているのがわかる。その後、子どもたちだけで英文を読むことが指示されるが、その声ははっきりとしていた。

体験授業:生徒の様子

最後に、英語の伝言ゲームが行われた。単語、文法を知らない小学生にとっては高度なゲームだろう。伝える英文は、今日勉強した中に出てきた英文だ。8人ほどを伝わる間に、多少、文法的にずれてしまったところも出てきてはいたが、ほとんど内容が伝わっていた。

わずか30分ほどの間での子どもの吸収力、進歩を目の当たりにすると、優れた英語学習システムで学ぶことの素晴らしさを実感する。ネイティブの先生方とともに、楽しく英語を学びながら、着実に実践的な英語力をつけていく目白研心の生徒たちの姿を思い、羨ましく感じる。

参加者の感想

スピーチ発表を見て

●「中1は初々しく緊張している様子が伝わってきて、もう少し大きな声で話せたらと思う生徒さんもいたが、中2を見ると、1年間で随分成長しているのを感じた。英語はもちろん他の面にも興味があり、娘も興味を持ったので来校した。」(母)

●「1年生は、緊張している中でも、一生懸命、本を読んでいる姿が素晴らしかった。2年生に上がると、すごく堂々と発表していて素晴らしいと思った。」(母)

●「各学年ごとに実力がついているのがわかり、それだけ力を入れた教育をしていると感じられた。特に3年生は自分の意思を持ってスピーチをしている。学年ごとの実力を垣間見られて良かった。」(父)

●「苦手な子もいれば得意な子もいるという、普段の感じが見れて良かった。緊張も伝わってきて、実際に自分の子が入った時のイメージがわいてすごく良かった。」(母)

●「3年生のスピーチがとても良かった。態度もすごく良く、みんな静かに聞いていて好感が持てた。私立は全く考えてなかったが、娘は英語が大好きなので、塾の先生の勧めもあって来校した。」(母)

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グローバルに活躍する人材の育成

英語力だけでなく、プレゼンテーション能力や論理的思考も!

英語担当の森岡先生に、同校の英語教育ついて、スーパー・イングリッシュ・コース(平成26年より実施予定)の方向性や概要も含めて、インタビューさせていただいた。

森岡先生

本校が一番大事にしたい思っているのは、世界に通用する人間を育てることです。そういう意味からすると、英語力は、その一つのパーツでしかなくて、その他にプレゼンテーションの力や論理的思考が必要ですね。さらに国際感覚を養っていくカリキュラムを今、みんなで一生懸命考えている段階にあります。ですから、「スーパー・イングリッシュ・コース」は、英語に特化したコースというだけでなく、身につけた英語を使って何をするかというところにフォーカスを置いたコースになってきます。

TOEFL iBT80点を目指すことを掲げ、そのために現実的な対策講座もしますが、それ自体が最終目的というわけではない。それは、日々の勉強の延長線上にある英語力の指針であって、TOEFLの点数を取る講座にしたくないんです。あくまでも、その英語力を使って何をするかが重要だと考えています。

海外研修の様子
海外研修での生徒たち

スーパーイングリッシュコースでは、海外研修を2回実施する予定です。いくら日本の学校で英語に特化した勉強をするといっても、同級生は日本人ですから、海外研修の一番のメリットは現地の方と会話ができることです。私達はこの2回ということにも意味があると自信を持っています。英語力が本当に伸びる時期は、海外研修の後なんですね。

中3のカナダ研修までひたすら英語力を伸ばして、カナダから帰ってきた時、ここに一番英語力が上がっていくタイミングがあるんです。きっかけは、研修で英語が通じた喜びだと思いますが、実はそれ以上に通じなかった悔しさが後の勉強につながります。それが2回目があることでさらに活性化されるというのが、私達の考え方です。次があるので、より頑張れるということですね。

グローバルスキルズ
TOEFL iBT80点を目指す理由とは…

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中学校説明会&入試体験会 日程

12/16(日) 14:00~ 研心館 入試体験会(詳細はこちら
1/12(土) 14:00 ~ 研心館 説明会
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