写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の主な年間行事

「修養会」とは?

明治学院中学校・東村山高等学校では、6月に、中学1・2年、高校1・3年で、それぞれ「修養会」が行われている。「修養会」は、集団生活を通してお互いを良く知る機会であり、隣人愛について学び、キリスト教についての理解を深めることを目的としている。また、中学3年、高校2年では研修旅行が行われる。中3の研修旅行は秋に実施されるため、他学年が宿泊行事を行う6月には、野外調理会等が行われる。
各学年の行き先、日数は右記の通りである(年によって、行き先には多少変更もあり)。

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の修養会

学ぶ、理解を深める!キリスト教への理解を深める。平和について考え、学ぶ。

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の修養会の様子

キリスト教に触れるのも修養会の魅力

「修養会」では、どの学年においても、礼拝や讃美歌、時には映画を観ることを通じて、キリスト教への理解を深める機会を持っている。また、研修旅行も含め、キリスト教にゆかりの深い地への訪問も多い。生徒達が語ってくれた、キリスト教関連のエピソードをご紹介したい。
中2の軽井沢での修養会の教会巡りを振り返って、保坂さん(現在、中3)は、「プロテスタントの教会は華やかではありませんが、カトリックの教会はステンドグラスなどきれいで、同じ教会でも随分違うと、キリスト教の幅広さを感じました」と話してくれた。今年、軽井沢で修養会を経験した佐藤くんは、「プロの方と一緒に讃美歌を歌う経験ができたことも良い経験になりました。神様の愛を学ぶというテーマの中で、最初は分からなかったけれど、神様の愛は広く、人間とは違う存在なのだと感じました」と、キリスト教への理解の深まりを言葉にした。

研修旅行で訪ねた長崎について、矢島くんは「長崎は、戦国末期から明治の初期まで、日本のキリスト教の中心だったところ。その歴史と一言では表せない奥深さを感じました」と話す。

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の小澤先生

教会でのプログラムを終えて

また、高校から同校に入学した長谷川さんは、初めての修養会で、讃美歌を歌ったり、映画を通してキリスト教について考えた経験から、「キリスト教徒ではないので、初めは抵抗がありましたが、キリスト教は堅苦しいものではなく、歌ったり楽しんだりしていても、キリスト教を学ぶことができるとわかりました」と話してくれた。
高校3年では、修養会前日に好きな聖句を選んで色紙作りをしたという。古𣘺さんは『アーメン』を、割田くんは『求めなさい、そうすれば与えられる』という聖句を選んだ。
このように自然と心の在り方を見つめられる機会を取り入れている。

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の修養会の様子

高2の修養会は長崎へ

同校の宿泊体験では、「平和について学ぶ」ことも、大きなテーマのひとつになっている。
研修旅行で原爆資料館(中学3年で広島、高校2年で長崎)を訪ねたことは、生徒に平和への思いを強く心に刻む経験になったようだ。広島での経験を小澤くん(現在、高1)は、「原爆のことをビデオなどで事前に学習したが、実際に写真などを見ると、その悲惨さがより強く伝わってきました」と話す。
坂本くんは、「原子爆弾の詳しい構造やもたらす被害について映像と資料で間近に見て、原子爆弾の恐怖を改めて感じました」と言う。長崎では被爆された方の講演を聞き、「資料や写真で見るのと、実際に体験した方の話を聞くのは違う。とても生々しく、恐怖を強く感じました」と、さらに理解を深めたことを話してくれた。

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楽しむ、絆を深める!協力し合うことの楽しさ、友達の普段と違う一面を知る機会にも。

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の小澤先生

高3になるとチームワークも抜群

「修養会」では、クラスやチーム対抗のゲーム、飯盒炊さん等、みんなで協力しながら、楽しむプログラムが企画される。
「チームマッチで、友達と力を合わせてやれたことが思い出になりました」(中1、君島くん)、「班で作った料理を交換して食べたり、普段、話さない男子とも自然に話ができたりして、楽しかったです」(中3、桒原さん)、「みんなでキャンプファイヤーを楽しみ、思い出になりました」(高1、小澤くん)、「箱根登山で道を間違えて、全く違う方向に30分くらい歩いてしまった時、他のクラスの男子2人が走って追いかけてきて教えてくれ、優しいなと思いました」(高3、古𣘺さん)と様々な場面での思い出を話してくれた。就寝前に、部屋で友達と話したり、遊んだりしたことも、普段の生活の中では経験できない楽しい思い出になっているようだ。

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の修養会の様子

友達と力を合わせたチームマッチ

生徒のほとんどが、「友達の、普段、学校で見るのとは違う一面を見ることができた」と言い、今まで話したことがなかった人や、見かけだけで判断して敬遠していた人と仲良くなるきっかけをつかむことができたことを語ってくれた。毎年クラス替えがある中で、6月にある「修養会」は、新しい友達を作る機会としてもタイミングが良いようだ。
多くの時間を共に過ごす「修養会」「研修旅行」が、お互いを深く知り、人間関係を豊かにする大切な行事であることが伝わってきた。

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自主的な活動の中で成長する!自分達で考え、協力し、やり遂げたことが自信につながる。

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校のインタビューに答えてくれた中学生

インタビューに答えてくれた中学生

明治学院中学校・東村山高等学校では、自主性が重んじられ、様々な行事が生徒主体で企画される。「修養会」「研修旅行」の中でも、生徒達が作り上げる部分が多々あるようだ。
今年、中学校に入学し、初めての修養会を経験した長谷川さんは、「自分で考え、自分の力で、いろいろやらなければならないので、成長したと感じます」と話す。中1で修養会委員会の委員長を務めた君島くんは、「やる前はみんなの前できちんと話せるようにと、とてもドキドキしていました。今まで人前で話すことには、あまり自信がなかったのですが、しっかりできて良かったと思います」と修養会での経験が自信につながったことを語る。中3の研修旅行では、京都・奈良は自由行動で、自分達でタイムスケジュールを決めるという。「自由行動では、歩く速度が違うなどうまくいかないこともありましたが、みんなでゴールした時は、この班で良かったなと思いました」と、小澤くんは班行動での様子を話してくれた。

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校のインタビューに答えてくれた高校生

インタビューに答えてくれた高校生

高2、研修旅行委員会の委員長を務めた坂本くんは、旅行委員をまとめることの難しさや当日のバスの中でのアナウンス、それぞれの場での人数確認など様々な重圧を感じながら、無事、旅行を終えることができたことに安堵を感じ、充実感を得たようだ。

また、矢島くんは、中3の時、副委員長として十分にやれなかったという悔いもあり、今回も坂本くんの補佐役を買ってでたというが、今回の旅行ではその役目を果たすことができ、良い経験となったという。

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の修養会の様子

少しの雨も良い思い出に

箱根登山について、割田くんは、「最初、頑張り過ぎて走ってしまい、途中で息切れしてしまいまいした。友達が励ましてくれて、その優しさを改めて感じることができました。きつくて、いつになったらゴールできるのかなと思いながら、受験勉強と重ねるような気持ちにもなり、最初はキツイけれど、やる気さえ持てば、受験も乗り切れるかなと思えました」と話してくれた。

一人ひとりが、様々な場で頑張り、みんなで協力し、成長するチャンスを得ることのできる宿泊行事にすばらしさを感じた。

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受験生へのメッセージ

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

君島くん(中1)「中学に入学したら野球をやりたかったので、広くて、野球をするのにも良いと思い、この学校を選びました。どんなことにも一生懸命取り組む、楽しい学校です」

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

長谷川真愛さん(中1)「文化祭を見に来た時、すごく楽しそうだったので、選びました。その印象通り、みんな仲が良くて良い学校なので、毎日が楽しいです」

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

佐藤くん(中2)「英語をしっかり勉強したかったので、英語に力を入れているこの学校を選びました。のびのびした学校、何事も全力でやる学校だと思います。校舎もきれいですし、歴史のある良い学校なので、ぜひ一度、見に来て下さい」

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

保坂さん(中3)「どの行事も自分達で企画できます。昼のパン販売が生徒の提案から始まったり、制服のセーターの色、リボンの形なども生徒の意見で変わってきたそうです。先生達が全部決めるのではなく、自分達で考えてつくっていける学校です」

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

桒原さん(中3)「学校見学に来た時、先輩方があいさつしてくれて、すごく雰囲気が良かったこと、制服がかわいいことが、決め手になりました。自主的にできる活動が多い、自由な学校です。受験は、最後まであきらめないことが大事だと思います」

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

小澤くん(高1)「体育祭、修養会など、友達と交流できるプログラムが多くあるので、安心して来てほしいと思います。せいいっぱいやって、後悔のないように頑張ってほしいです」

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

長谷川美月さん(高1)「受験勉強は、時間が長過ぎて成果がわかりにくく、今やっていることが本当に身についているのか、不安がつきまとうと思いますが、コツコツやっていれば大丈夫です。自信を持って、毎日頑張って下さい」

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

矢島くん(高2)「ステンドグラスがあるチャペルがきれいで、校内の感じが良かったことが、この学校を選んだ決め手でした。キリスト教のイメージが強いですが、実際は強制されることもないし、すごく良い学校です」

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

坂本くん(高2)「外観から雰囲気の良さが伝わってきて、中高を過ごすキャンパスとして一番良いと感じ、入学を決めました。英語教育が素晴らしく、アメリカで40日間ホームスティする国際交流プログラムでは、英語の勉強以上に、国際交流という意味で貴重な体験をすることができました」

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

割田くん(高3)「英語の授業が良いという評判だったので、しっかり勉強したいと思って入学し、実際に、自分の英語力が伸びていると感じます。英語が好きな人には、ぜひ来てほしいですね。自然や設備面も充実していて、のびのびと勉強できる環境です」

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の修養会の様子

修養会には、いつでも笑い声があふれている

 
写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の生徒さん

古𣘺さん(高3)「文化部が充実しているのも良い点。私は美術部ですが、画家の世界でも有名な先生に教えていただける環境で、学生美術展にも出品し、団体で上位に入賞しています。毎年、何人かは美大にも進学していますので、美術に興味のある人にもお勧めな学校です」

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今後のイベント・説明会スケジュール

中学校説明会

共通説明内容
学校紹介、学校生活、大学進学状況、カリキュラム、入試情報、入試要項説明、終了後校内見学あり。

◎第5回は、説明会終了後に授業見学をしていただけます。
※お車でのご来校はご遠慮下さい。

  開催日 時間 内容
第2回 9/15(土) 14:00~16:00 ハンドベル演奏、英語教育について
第3回 10/13(土) 14:00~16:00 礼拝体験、中3サマーキャンプ報告
第4回 11/17(土) 14:00~16:00 ハンドベル演奏、出題教科より入試出題傾向
第5回 11/26(月) ◎10:30~11:45 学校行事紹介
第6回 1/12(土) 14:00~16:00 ハンドベル演奏、出題教科より入試出題傾向

高等学校説明会

共通説明内容
学校紹介、学校生活、大学進学状況、カリキュラム、入試情報、入試要項説明、終了後校内見学あり。

※第1回~第3回の終了後、推薦入試の相談会を行います。
※お車でのご来校はご遠慮下さい。

  開催日 時間 内容
第1回 9/29(土) 14:00~16:00 ハンドベル演奏、英語教育について
第2回 11/10(土) 14:00~16:00 ブラスバンド部演奏、在校生による英語スピーチ
第3回 12/1(土) 14:00~16:00 礼拝体験、出題教科より入試出題傾向
第4回 1/12(土) 14:00~16:00 ハンドベル演奏、出題教科より入試出題傾向

公開行事

学校の雰囲気を感じにお越し下さい。

写真:明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の修養会
公開行事 開催日 予約
ヘボン祭(文化祭) 11/3(土・祝) 予約不要
クリスマスの集い 12/19(水) 予約不要
ハンドベル定期演奏会 1/25(金) 予約不要
学校見学 日曜日・祝日・学校休校日を除き、毎日受け付けております。
※校舎内を除き、学校を見学していただけます。
※事前にお電話でご確認下さい。
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