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都立中受検速報!

都立富士高等学校附属中学校

適性検査I

鈴木孝夫 「日本語教のすすめ」より
概要;形容詞には2種類あるという内容の文章です。問題は例年通り2問です。1問目は「形容詞を2つのグループに分けるとして、各グループの性質を説明する」ものです。これはさほど難しい読解ではありません。
2問目は「筆者の考えをふまえ『明るい、暗い』のが形容詞がどちらのグループには入るかを明確にした上で自分の考えを書く(450~500字)」というものです。抽象的な内容だけに発想力と文章力が問われることになります。「自己の中にある『基準』の個人差」に絡む「体験」を書けるかどうかがポイントとなるでしょう。

適性検査II

1の[問題1]は富士の定番ともいうべき「スケジュール系」の問題です。問題冊子のついている作業用チャートに条件を書き込むと難なく解けるようになっています。次のテーマは太陽光発電における「温度ロス」(高温による発電効率の低下)。 [問題4]鎌倉時代の出来事。[問題5]円グラフの作成。基本問題であるが、意外と差がつきます。
2は数学系の問題です。場合の数についてのスキルが要求される[問題1・2]。[問題3]ではさらに論理パズル要素も入り難しくなります。

ボーダーライン

バランスの取れたすぐれた適性検査問題です。実力通りに得点が反映されることでしょう。ボーダーラインは、I 7割超、II 6割前後と思われます。

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取材協力:株式会社学究社
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