
近年の中学校入試の問題の傾向として、「記述問題」が重視されていることが挙げられます。
特に、公立中高一貫校や難関私立中学校では「あなたの考えを書きなさい」という意見を問われる問題が増えています。
従来の暗記重視での勉強では、これらの問題に対応することは難しいのは周知のとおりでしょう。
ところが、ご家庭のコミュニケーション密度を高くすることにより、お子様の意見を引き出すことができるのです。難関校を突破するための家庭のコミュニケーションとは何なのでしょうか?学研ネクストで家庭教育プロデューサーをしていらっしゃる酒井勇介氏にお話を伺いました。

株式会社学研ネクスト家庭教育プロデューサー
酒井 勇介氏
小中学生二人の子どもを持つ優しいパパ、48 歳。全国各地で、子育て支援・教育論などのセミナーを15年間にわたり、延べ約1200回・1万人以上の幼児・小学生を持つ保護者の方々や、塾講師へ向けて実施。
子どもたちへのレクレーショナルスポーツ指導の経験と、アメリカ、カナダなどでの海外スキーの経験から、「未来ある日本の子どもたちの理想的な将来像と世界に通じるグローバル教育」を広めることに努める。

平成23年度から学習指導要領が変わったのはご存知ですか?「ゆとり教育」で削減され続けてきた教科書のページが40年ぶりに25%増加します。ところが、授業時間は5%しかUPされず、授業スピードが早くなり、学校の勉強についていけなくなる子が多くなることが危惧されています。
更にこれからの学習では、知識だけでなく社会性や人間性を重視していくため、自分で考えを説明したり、表現するための言語能力が各教科で必要となります。難関私立校でも「考えてみよう」「説明しよう」という記述問題が多くなり、従来の暗記重視の勉強方法だけでは立ち行かなくなっています。
それでは考える力はどのように養っていけばよいのでしょうか?
賢い子どもを育てるために家で考えていただきたい4つのポイントがあります。

(1)賢い親子のコミュニケーション
お子様の多くがリビングで学習している事を知っていますか?
東大に行ったご家庭の多くがリビング学習を行っていたという話もあるようです。小さなお子様は、精神的に不安定で、親に見守られながら勉強をする方が良いといわれています。また、親子のコミュニケーションの在り方で、偏差値が10ポイント前後も違うデータも出ています。お子様とコミュニケーションがとりやすいリビングがこれからの時代に必要です。
(2)学びの仕掛け
全国学力・学習状況調査の結果、賢い子どもの共通点は「家で本をたくさん読む」でした。
ではどうすれば本を読む習慣が身につくのか?子ども部屋ではなく、生活の中心であるリビングに絵本や図鑑の収納スペースを置くことで、気軽に本を読む習慣が身に付きやすくなります。
(3)子どものしつけと家事の軽減
教育環境を整え、賢い子どもが育つ教育環境のためには、親の家事負担軽減が必要です。家で一番家事負担を増やすのはお子様です。そんなお子様がしっかりマナーを覚えることは、親の家事負担の軽減を得られます。そうすることで、子育て・家庭教育に目が生きやすくなります。当たり前のことですが、くつをそろえる・物をしまう。そんな些細なことが教育・家事負担の軽減の両側面で重要です。
(4)学習のための教育環境
お子様の賢さの基礎はどこで培われるのでしょうか?もちろん住まいです。今まで住まいで「学習導線」を考えたことがありますか?知らず知らずのうちにお子様を賢く導く仕掛けが重要です。リビングにお子様専用の収納スペース、疑問や質問をすぐに解決できる教材、それらを活かす習慣作り。これらすべてがそろうことで子どもは賢く育ちます。さらに、お住まいのエリアも大きな影響を与えます。首都圏の学力調査の結果をまとめたところ、2時間以上勉強する子どもと、全く勉強しないお子様の2極に分かれます。周りに勉強している子どもが多いほど、しっかり学習に取り組む習慣が身に付きやすいと言えます。
学習のための教育環境については、インターエデュユーザーからもこんな声があがっています。


■成城の教育環境
成城学園前近くにある明正小は世田谷区でも屈指の教育熱心な子弟の集まる学校です。
■成城学園周辺の環境について
我が家は、喜多見と成城学園前の間に住んでおります。住宅地ですので、全体に閑静な地域は多いですね。 教育環境としても決して悪くないと思います。 熱心なご家庭が多いです。
このように、お子様の教育環境と住環境、2つのポイントが合わさった状態が最も子育てに適していると言えるでしょう。


■成城学園という魅力
古くからの文教地区、成城学園前は教育熱心なご家庭が集まることでよく知られた街。駅前には1917年創立の成城学園があり教育環境が整ったことで知られています。多くの私立小中学校が通学圏内となるため、学校選びの幅も広がることでしょう。また、SAPIXを始めとした塾も多いため、中学受験を目指すご家庭にぴったりの地域です。
OECD加盟国平均と比べ、日本の子どもは科学を学ぶことについての興味が薄いというデータが出ています。
自然にふれあえる住環境が減っていることも原因のひとつ。成城学園前には砧公園が近くにあり、自然にふれあえる環境といえるでしょう。