横浜翠陵中学・高等学校のお勧めポイント!「豊かな自然」「先生方とのフレンドリーな関係」「国際感覚が身につく環境」

横浜翠陵中学校・高等学校 生徒インタビュー
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大学進学の先にあるものを見据えて!コミュニケーションツールとして本物の英語を身につける

横浜翠陵中学校・高等学校 英語授業風景

横浜翠陵中学校・高等学校では、文部科学省から英語教育研究開発校(スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスール:SELHi)に指定された期間(平成17年~19年)に、教材・指導法の研究を重ね、開発した独自の英語教育法「翠陵メソッド」を幹にハイレベルな英語教育を実践している。

SELHiに指定された学校の多くが、指定終了の時点で積極的な取り組みを行わなくなる中、その研究をさらに発展させて発達段階に合わせた指導法を確立し、中学校レベルからの徹底した指導に取り組んでいらっしゃる先生方の熱意は、同校生徒の英語力のレベルアップに着実に反映されてきている。

「翠陵メソッド」の一番の目的は、大学入試に十分対応できる英語力はもちろん、コミュニケーションツールとしての実践的英語力も養うことだという。知識習得だけに終わらず、英語をコミュニケーションの道具として位置づけ、英語で考えることができるレベルの高い英語力習得を目指す。

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苦手意識を持つことなく、音から自然に英語を学ぶ!創意・工夫のある授業、熱意あふれる先生方による細やかな指導

中学1年生では、まず英語に慣れることが重視される。そのために、1クラス15~20人という少人数制がとられている。
実際、授業を見せていただくと、全員がしっかり参加していることがよくわかる。先生の発音をまねて繰り返す生徒達は、みな元気で、物怖じしない。音から始めるフレキシブルな指導だ。「苦手意識を持たせることなく、積極的に英語を学ぶようになることが大切!」と先生。そうした雰囲気が自然に出来上がっているのを感じる。

横浜翠陵中学校・高等学校 英語授業風景

英会話の授業では、ハロウィンに関連した英単語の綴りをプリントに書かれたれたアルファベットから探すという課題で、ゲーム感覚を取り入れた授業が行われていた。「CANDY, COSTUME, HAUNTED, PUMPKIN」などの単語について、生徒の興味をひく楽しい説明が加えられ、和やかに授業が進む。ネイティブの先生による授業の進行は、基本的には英語が使われ、話すスピードも決してゆっくりではない。ただ、先生は日本語も達者で、話した英語に、的確な日本語を添えて伝えられることも多い。ユーモアを交えた会話に引き込まれ、生徒達は英語の意味を説明されているという印象を持たずに、違和感なく英語を聴き取っていくことができているように思う。

同校の生徒達のリスニングの力は高い。模試などで聴く英語がゆっくりに聞こえると、生徒達は口をそろえて言うと先生にうかがったが、授業の様子を見せていただくと、それも納得できる。ごく自然に耳が英語に馴染み、聴き取る力がついてくるのであろう。

中学に入学して初めて英語に触れたという中1の生徒達は「英語の授業は、楽しくてわかりやすい」「発音のポイントなど、大事なところがわかりやすく、何度も学べるのが良い」と話したくれた。日々の授業に加え、翠陵ドリームワード(オーストラリア研修や日常生活で役立つ単語をまとめたオリジナルの単語帳)も単語の習得に役立っているようで、自然に英語が身についてきたと実感するという。「英語を話せたら格好いい!」と学ぶ意欲も満々だ。

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実際に使える英語の習得に向けて 習熟度別クラスで、一人ひとりの能力を伸ばしフォローする

中学3年になると、10月のオーストラリアでの研修に向けての実践的な学習が始まる。英語力に差が出てくるため習熟度別授業(通常の3クラスを習熟度別に4つのクラスに分割)を行い、オリジナル教材も使用して、国際問題社会問題などを少しずつ英語で扱いながら、自分の意見を表現できる力を養っていく。

横浜翠陵中学校・高等学校 英語授業風景

中学3年生の授業も見せていただいた。
英語の得意な生徒達のクラスでは、問題演習が行われていた。演習量を増やし、さらに英語力を伸ばす工夫のある授業だ。単に個々が問題を解くだけではなく、全員でしっかり声を出して解答の確認をするなど、知識を定着させるための配慮も行き届いている。

中間のクラスでは、新出の英単語が書かれたカードを使って、一人ひとりに、英単語とその日本語の意味について、声に出して確認させていた。また、テキストの英文は板書され、そこに修飾語、熟語を先生がマークする。生徒達もノートにあらかじめ書いてきた英文に、同じようにマークし、ポイントを押さえて読むように指導がなされる。できるだけ授業中に、単語や重要な点をマスターできるように、丁寧に授業が進められている印象を受ける。

苦手な生徒達のクラスでは、クラスを4人ずつのグループに分け、グループ内で相談しながら解答を求める形をとり、和やかな雰囲気で授業が進められていた。苦手意識を軽減させ、英語を楽しむことができるようにとの配慮であろう。
生徒のモチベーションを高めるためにも、クラスは定期試験ごとに入れ替えされるという。

同校では、英語を得意とする生徒達が別クラスで授業をする機会も設けている。ネイティブの先生、留学生、帰国子女、インターナショナルスクール出身の生徒といったメンバーが集まる教室では、ごく自然に英語が飛び交う。元々、英語力の高い生徒達にとって、持っている英語力さらに伸ばす機会が与えられることの意味は大きい。この日はたまたま、ハロウィンパーティが行われていたが、高校生になると専門的な英語の文書を読みこなし、高度なディスカッションをするような授業に発展していくという。

横浜翠陵中学校・高等学校 英語授業風景
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豊富な海外研修、海外姉妹校との交流 学校にいながら、国際感覚を養うことのできる環境

横浜翠陵中学校・高等学校 ホームステイ

横浜翠陵中学校・高等学校では、中学3年生の10月、全員参加でオーストラリアへ行き、2週間1人1家庭のホームステイを体験する。実際に、この研修を体験してきたばかりのMさん(中3・女子)は「もともと英語が好きなので、とても楽しかった。ホストファミリーの中に、日本語に興味を持っている子がいて、日本語のことを教えてあげたりしながら、コミュニケーションをとることができ、良い経験になった」と話してくれた。Sさん(中3・女子)は「最初は会話が不安だったが、慣れてくると、いろいろな話をすることができた。ホストファミリーと事前にメールで話したりしてコミュニケーションを取ることができていたので、わたしの希望を叶えてくれて、海やテーマパークに連れて行ってもらったのがうれしかった」と言い、「研修の中で、今まで授業を真面目に聞き、きちんと家で復習してきたことが役に立った」と英語を学んできた成果を実感することができたようだ。

横浜翠陵中学校・高等学校 海外研修

同校では、高校でも様々な海外研修プログラムが用意されている(高2の夏休み中の2週間)。イギリス研修では、学生寮で生活し、世界各国からの留学生と一緒に英語の授業を受ける(国際コース・希望制)。

カナダ研修はバンクーバー近郊でホームステイして職場体験やボランティア体験をし、アメリカ研修はシアトル近郊でホームステイをし、午前は英語授業、午後は様々なアクティビティを行い異文化体験するプログラムである(カナダ・アメリカ研修は、文理コース・選抜制。特進コースの生徒は、3つの研修のいずれかを選択できる(選抜制))。

さらに、国際コースでは、高2の夏休みをはさんだ約3ヶ月間、オセアニア地域への中期留学も可能になっている。
また、中国、メキシコ、アメリカに姉妹校を持ち、毎年、相互に交換留学を行っており、同校からは、春休みを利用して4~6名ずつ各校へ派遣される。6~7月には、3つの姉妹校から留学生が来校し、それぞれ同校生徒の家庭にホームステイしながら通学し、授業に参加している。

こうした豊富な海外研修や国際色豊かな学内の環境が、生徒の国際感覚を養い、将来を考える上でも、大いにプラスになっていることは間違いない。

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