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米国・アイオワ州との国際交流試合の選抜メンバーに選ばれて


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現地の報道でも”未来のイチロー”と大注目され、MVPに選ばれました!!

プロフィール 木村優インターエデュ(以下エデュ):今回、木村君が選抜メンバーに選ばれた経緯を教えてください。

木村優君(以下木村君):春の大会でベスト8まで残り、その中で今回のジャパンチームが選ばれました。山梨では野球をやっている高校は39校あります。その中の18名という限られた選手に選ばれたのはとてもうれしかったです。

エデュ:現地でも活躍し、「未来のイチロー」と呼ばれたり、MVP賞をもらったりしたそうですね!

木村君:僕は1番バッターで守備ではセンターを守り、盗塁を3回決めることができました。自分で言うのは恥ずかしいのですが(笑)、大事な場面で打つことができたり、守備についた時はファインプレーをすることができたりと、練習の成果をしっかり出すことができたのはよかったと思っています。現地の選手の体格が大きく力が強いので素早い動きで戦いました。

エデュ:現地での会話はどうでしたか?

木村君:ホームステイしていた時は辞書をみながら英語を話していました。でも、野球ではアイオワ州の選手と辞書なしで交流することができました。9日間、アメリカへ行って、雄大な自然の中で過ごしたせいか、焦ることがなくなり、自分の気持ちに余裕が持てるようになりました。

エデュ:木村君にとって野球の魅力は何ですか?

木村君:試合で練習の成果が出たときが一番うれしいです。それだけではなく、とても厳しい上下関係や礼節について、監督や先輩を通して学ぶことができました。自分は、野球は会社のような部分があると思っています。食事のごみは後輩が率先して片付ける、監督に荷物を運ばせないなど、「目上の人に対する配慮」というものを教えていただきました。中学までの野球では、あまり意識していなかったので日大明誠高校に入って身につけることができ、それが野球をやっていて一番良かったと思う点です。

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日大明誠を選んだのは大学付属であり、グラウンドが広くて野球のための設備が整っていたから

エデュ:少し前をふりかえって、木村君が日大明誠高校を志望した理由は何だったのですか?

木村君:自然が豊かな場所で野球をするための環境が整っていたというのが一つの理由です。双子の弟がいるのですが、弟は都内の学校にいって野球をやっています。でも、都内ではグラウンドが離れたところにあったりします。それに比べて日大明誠では広いグラウンドが学校にあります。入学前にも何度か練習試合を見に来たことがあったのですが、監督の人柄にも魅かれるところがありました。両親に相談したところ、山梨という場所には驚いたようでしたが、「日本大学の付属ならいいね」と言ってくれました。

生徒の70%は東京からの通学エデュ:それだけ野球で活躍されていて、勉強と部活との両立は大変ではないですか?

木村君:確かに大変です(笑)。でも、僕は野球だけやればといいとは思っていません。父もそういう考え方で、「やるからには『上位』ではなく、『トップ』を何でも目指せ!」という人。やるからには勉強も野球もトップでいたい、文武両道でいたいと思っています。社会に出た時は野球よりも学力で判断されることの方が多いですからね。

エデュ:素晴らしい考え方ですね。勉強はいつやっているのですか?

木村君:今は現役をしりぞいていますが、部活をやっていたころの帰宅は11時だったので予習復習の時間がなくて、テスト1週間前に集中して勉強していました。時には徹夜することもありましたが、野球のせいにはしたくなかったので、その時期だけはがんばりました。でも、勉強だけしていると体がなまるのでトレーニングも欠かせなかったです。テスト以外の期間は通学1時間を利用して野球の本などよく本を読んでいました。また、授業で使っている英単語の本を開いて単語を覚えたりもしました。


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家族と先生のサポートがあったからm¥、逃げずにがんばることができた

エデュ:朝は通学のために何時ころ家を出ていますか?

木村君:朝6時半に家を出ると学校に7時50分に着きます。朝練習をやりたいときは、8時40分が始業なのでその間の時間を使って朝練習をやっていました。母は仕事を持っているのですが、5時半に起きてお弁当や朝ごはんなど作って送りだしてくれていました。本当に家族の支えには感謝しています。

エデュ:野球をやめてしまいたいと思ったことはないのでしょうか?

木村君::チームメイトには言わないようにしていたのですが、やはり辞めたいと思う時はありました。中学とは違う高校野球の上下関係の厳しさに押しつぶされそうになった時や、プレーが不調な時、「副主将」という役を任されて90名の部員をまとめないといけない責任を重たく感じてしまった時など様々です。

エデュ:それはどうやって乗り越えたのですか?

木村君:やはり母の支えが大きかったです。「今辞めてしまったら、これまでがんばってきたことが全然意味がなくなっちゃうよ。つらいことを乗り越えたらいいことがあるよ」と言ってくれて踏ん張ることができました。その時のメールは今でも保存しています。また、校長先生にも相談に乗ってもらって支えていただいたことがあり、とてもうれしかったです。とてもやさしく、話しやすい先生が多いのが日大明誠の特徴だと思います。

木村君が載ったエデュログはこちらエデュ:エデュログにも載りましたが、どんな反応がありましたか?

木村君:エデュログを更新されている西島先生に声をかけていただいた時、「来た!」と思いました(笑)。エデュログを見た他の生徒からも声をかけてもらって、とてもうれしかったです。母からは「野球、続けていてよかったね」と言われました。

エデュ:最後に受験生へメッセージをお願いします。

木村君:山梨と聞くと遠いイメージがあるかもしれませんが、来ている生徒の9割が東京と神奈川から、1割が山梨から通ってきているという状況です。生徒の人数もだんだんと増えて野球部も強くなってきていますし、学力もあがってきています。野球も今、90名の部員が入る人気の部活です。ぜひ、一度、学校に来てみてください。環境のよさ、勉強・部活のしやすさと先生方の温かさに触れられるはずです!

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